「2019年度 総合表彰式&懇親会」開催

日本鳩レース界の最大にして最高のイベントである「2019年度 総合表彰式&懇親会」が、2月24日(振休)に開催されました。場所は東京都台東区上野公園「上野精養軒」(https://www.seiyoken.co.jp/)です。

この催しは、昨年に日本鳩レース協会が制定する各タイトルを獲得した方々を表彰するとともに、愛鳩家同士の懇親を深めようと企画されたイベントです。毎年、数多くの参加があり、日本鳩レース界最大のイベントとして定着しています。

当日、表彰式に先駆け、午前中に恒例となった「日本優秀鳩舎賞」と「協会三大エースピジョン賞」(会長賞全国1位、ベルギー王立愛鳩家協会会長賞、日本エースピジョン賞)の各受賞入賞鳩舎による座談会が開催されます。19年度の‶日本最高峰の管理”と‶日本最高峰の作出”を成し遂げた各鳩舎が一堂に会し、熱い鳩談義を交わしました。

19年度 日本優秀鳩舎賞 受賞者の皆さん
19年度 協会三大エースピジョン賞 受賞者の皆さん

午前1時から受付が開始され、続々と受賞者及び参加者が集まってきます。たくさんの方々が全国各地から、このイベントにために足を運んでくれました。午後2時、いよいよ表彰式が始まります。まず、主催者である日本鳩レース協会の柴田敏広副会長の挨拶から。続いて、来賓である山階鳥類研究所・奥野卓司所長(代読・平岡 考広報コミュニケーションディレクター)よりご祝辞を頂き、いよいよ受賞者の皆さんの登場です。

日本鳩レース協会・柴田敏広副会長
山階鳥類研究所・奥野卓司所長祝辞(代読・平岡 考広報コミュニケーションディレクター)

国際委託鳩舎レース・レース鳩帰還率賞・オランダ伝書鳩協会会長賞・アジア鳩協聯盟会長賞・衆議院議長賞全国最高分速・会長賞全国1位・ベルギー王立愛鳩家協会会長賞・文部科学大臣賞・全国レース鳩品評会・ブロックCH賞・全日本ゼネラルCH賞・日本エースピジョン賞・日本最優秀鳩舎賞と、それぞれのタイトルホルダーが登壇し、賞状・賞杯を受け取りました。

なお、日本優秀鳩舎賞では、名前を読み上げられたレースマンから順に、栄光のカーペットを歩き、壇上へ。2019年度の日本一「日本最優秀鳩舎賞」の栄冠に輝いたのは、茨城連盟・茨城東連合会の一文字ロフト。本当におめでとうございました。

なお各受賞鳩舎は、以下の通りです。(※記載は総合表彰式の出席者のみ)

国際委託鳩舎 受賞者
八郷:国際ダービー400K優勝=柳田茂夫鳩舎(宇都宮中央)、国際親善鳩レース大会500K優勝=外山芳和鳩舎(埼玉吉川)、オリエンタルカップ700K優勝=谷澤六雄鳩舎(埼玉草加)、国際チャンピオン900K優勝=小林保美鳩舎(神港)、アベレージ銘鳩賞(500K・700K)=小泉眞章鳩舎(青森)、アベレージ協会賞(500K・700K・900K)=菊田 功鳩舎(賛助会員) 伊賀:国際ダービー400K優勝=山本常吉鳩舎(京都雅)
レース鳩帰還率賞 全国1位鳩舎
Rg(シルバークラス)=天川吉多郎鳩舎(桐生)、Rg(ゴールドクラス)=渡辺惣次鳩舎(北総)、地区N(シルバークラス)=塚原光修鳩舎(高岡)、地区N(ゴールドクラス)=本橋博美鳩舎(多摩東部)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/28.html

オランダ伝書鳩協会会長賞 受賞者
全国最高分速=北関東地区・白土勝治鳩舎(茨日)、東北南地区=加賀邦彦鳩舎(一関)、南関東地区=宍戸 馨鳩舎(東金セントラル)、近畿地区=古里治彦鳩舎(京都雅)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/28-1-1.html
アジア鳩協聯盟会長賞 受賞者
北部地区=長谷川 傑鳩舎(日本海)、北関東地区=古沢勇実鳩舎(関東南部)、南関東地区=古西正二鳩舎(東総)、東京地区=本橋 明鳩舎(鳳)、中部地区=松原 修鳩舎(富山)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/28-1.html
会長賞全国1位 受賞者
船川勝信鳩舎(埼玉)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/29-1.html
ベルギー王立愛鳩家協会会長賞 受賞者
坂口好範鳩舎(神港)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/29-kbdb.html
衆議院議長賞全国最高分速 受賞者
大野茂材鳩舎(上総)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/29-2.html
文部科学大臣賞 受賞者
韮塚昭夫鳩舎(賛助会員)
全国レース鳩品評会 総合ベストスリー
総合一席=石井 久鳩舎(木更津東)、総合二席=古西正二鳩舎(東総)、総合三席=髙橋善之鳩舎(成田)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/71-1.html
ブロックCH賞 受賞者
北海道ブロック=堂端利美鳩舎(上磯)、東北東ブロック=佐竹政善鳩舎(登米)、羽越ブロック=長谷川 傑鳩舎(日本海)、北関東ブロック=一文字ロフト(茨城東)、埼玉ブロック=奥住 豊鳩舎(埼玉中央)、千葉ブロック=黒田哲夫鳩舎(上総)、東京ブロック=鹿島成浩鳩舎(武蔵野)、ニュー神奈川ブロック=青栁良雄鳩舎(平塚中央)、中部ブロック=遠藤 宝鳩舎(田子の浦)、近畿ブロック=古里治彦鳩舎(京都雅)、中国ブロック=三宅良治鳩舎(岡山中央)、四国ブロック=林 英司鳩舎(阿波)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/5.html
全日本ゼネラルCH賞 受賞者
1位=及川 茂鳩舎(新日本)、2位=青栁良雄鳩舎(平塚中央)、4位=小川安都志鳩舎(東金セントラル)、5位=古西正二鳩舎(東総)、6位=鈴木邦由鳩舎(北総)、7位=黒田哲夫鳩舎(上総)、8位=小黒良作鳩舎(長岡中央)、10位=北澤 理鳩舎(上総)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/2016-3.html
日本エースピジョン賞 受賞者
1位=飛田輝明鳩舎(茨城北)、2位=本橋博美鳩舎(多摩東部)、3位=古里治彦鳩舎(京都雅)、4位=小川安都志鳩舎(東金セントラル)、5位=加古一富鳩舎(東海)、6位=永江ロフト(しらさぎ南)、7位=及川 茂鳩舎(新日本)、9位=一文字ロフト(茨城東)、10位=奥住 豊鳩舎(埼玉中央)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/29-1-1.html
伊賀連合会対抗レース200K=足立連合会 伊賀連合会対抗レース300K=三重第三連合会 

日本最優秀鳩舎賞&日本優秀鳩舎賞 受賞者
最優秀鳩舎賞=一文字ロフト(茨城東)、2位=黒田哲夫鳩舎(上総)、3位=鹿島成浩鳩舎(武蔵野)、4位=小川安都志鳩舎(東金セントラル)、5位=柴田茂昭鳩舎(東京南部)、6位=奥住 豊鳩舎(埼玉中央)、7位=河原雅基鳩舎(ベイ東京)、9位=飛田輝明鳩舎(茨城北)、10位=平野幸夫鳩舎(東総)
詳しくはこちら=https://blog.jrpa.or.jp/title/2016-4.html

また今回も昨年に続いて、表彰式後の懇親会にて、新しく各地区(ブロック連盟)から推薦された競翔・放鳩の功労者も表彰されています。各表彰者を以下に記します。(※総合表彰式の出席者のみ)

●東北東ブロック連盟=泉 悦郎氏 ●羽越ブロック連盟=植木清三郎氏 ●埼玉ブロック連盟=田中通夫 氏 ●東京ブロック連盟=及川 茂氏 ●ニュー神奈川ブロック連盟=中田治男氏 ●東海ブロック連盟=桑原次朗氏

各地区功労者

表彰式の後は、チャリティー贈呈と懇親会。山階鳥類研究所の平岡 考広報コミュニケーションディレクターが代表として寄付を受け取りました。チャリティー贈呈先一覧は以下の通り。

●公益財団法人 山階鳥類研究所 ●公益財団法人 高松宮妃癌研究基金 ●茨城県石岡市及び八郷根小屋区 ●三重県伊賀市諸団体

チャリティー贈呈 左が山階鳥類研究所の平岡 考広報コミュニケーションディレクター 
 チャリティー贈呈の後は、懇親会。参加者一同が、渡辺 稔顧問の音頭で乾杯の大合唱を行いました。各テーブルで豪華な食事に舌鼓を打ちつつ、鳩談義が交わされる中、抽選会などの催しも実施。抽選会では商品券の他、日本優秀鳩舎賞受賞鳩舎による寄贈鳩の抽選も行われています。
 
抽選会
夕刻を迎え、楽しいシーズンオフの宴も終了の時間が近づいてきました。真部武志常任理事による閉会の辞で、日本鳩レース界最大のイベントは、その幕を閉じました。イベント終了後には、受賞者とご家族の皆さんとの記念撮影などの他、各愛鳩家達による連絡先の交換など、地域の垣根を越えた交流も図られていました。
19年度の集大成は、ここに完結しました。しかし次なる戦い、20年度のシーズンはすでに幕を開けています。そして、レースマン達による激しい戦いの後、またこの宴が開かることでしょう。来年、栄誉あるこの壇上に立つレースマンは誰になるのでしょう。その日を楽しみに待ちたいと思います。
 
 

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