栃木北斗連合会(北関東栃木地区連盟)
日本鳩レース協会は、連合会員と賛助会員の2種類の会員で構成されています。個人で種鳩を飼育し、国際委託鳩舎に選手鳩のヒナを預けて委託レースを行う賛助会員に対して、連合会員は各連合会に所属し、種鳩及び選手鳩を飼育・調教しており、国際委託鳩舎での委託レースはもちろん、自らの鳩舎で各団体が主催する鳩レースに参加できます。連合会は、レース鳩の飼育者、またはレース鳩の関心を持つ方々が組織する25名以上の団体で、年の作出羽数が500羽以上あることが条件。連合会は全国各地にあり、現在は約1万人の会員数が、レース鳩の飼育・調教とレースを楽しんでいます。当協会では随時、連合会員、賛助会員の入会を募集しております。
2013年度総合表彰式にて、連合会対抗300Kの全国優勝旗を掲げる。
《連合会の構成》
発足は昭和55年。最大連合会員数は、平成11年頃で45名。
《地形・帰還コースの特色》
当連合会は、北関東地域の栃木県大田原市、さくら市、宇都宮市を中心に、会員が在住しています。レースは北コースで行っており、帰還コースは宮城県仙台から中コースを通ってくると予測しています。長距離レースまで残り、活躍する鳩の多くは、体系が小型もしくは中型のトリとなります。これは当地に吹く風向きの関係、または猛禽類の多さによるものではないかと思います。
《強豪と飛び筋》
当連合会は、2013年度「伊賀連合会対抗レース」において、200K第5位(国井 明鳩舎作出)、300K全国優勝(小島典夫鳩舎作出)を獲得しています。その他、中里光治鳩舎の作出鳩の活躍などがありますが、昨今は委託鳩の輸送が難しくなったため、委託を控えています。
連盟レースでは、第13回ジャパンカップ900K総合3位(連盟優勝)、第15回ジャパンカップ900K総合2位(連盟優勝)を獲得した土山康夫鳩舎を筆頭に、小谷繫久鳩舎、渡辺 敏鳩舎が連盟レースにて総合優勝しています。また所属の連合会員全員が、連合会レースで優勝したことがあるのも特徴です。
《歴史と特徴》
当連合会のモットーは、「仲良く、楽しく!」。会員の中にはゴルフや釣りの名人がいます(笑)。会員の高齢化が進む中、目標は和気あいあいとレースを行うこと。また毎シーズン1回は、会員のご家族のため、お土産となるものを景品としたレースを実施しています。
《地元のお国自慢》
当地には、「鬼怒川」、「那珂川」が流れており、そこで採れる鮎やうなぎが名物。またお米の産地でもあり、「コシヒカリ」が有名です。