大静岡連合会(静岡地区連盟)
日本鳩レース協会は、連合会員と賛助会員の2種類の会員で構成されています。個人で種鳩を飼育し、国際委託鳩舎に選手鳩のヒナを預けて委託レースを行う賛助会員に対して、連合会員は各連合会に所属し、種鳩及び選手鳩を飼育・調教しており、国際委託鳩舎での委託レースはもちろん、自らの鳩舎で各団体が主催する鳩レースに参加できます。連合会は、レース鳩の飼育者、またはレース鳩の関心を持つ方々が組織する25名以上の団体で、年の作出羽数が500羽以上あることが条件。連合会は全国各地にあり、現在は約1万人の会員数が、レース鳩の飼育・調教とレースを楽しんでいます。当協会では随時、連合会員、賛助会員の入会を募集しております。
《連合会の構成》
現在、少人数ですが34歳の若手から最高齢76歳までが在籍しています。
大静岡連合会の皆さん
《地形・帰還コースの特色》
当連合会は、静岡県清水区に会員が在住しています。隣接する山梨県側には、新東名高速道路が通っていますが、山々もたくさんあります。当然ながら、猛禽類の被害が年々増加しており、近年では駿河湾に面した海側でも出没しています。
《強豪と飛び筋》
当連合会の強豪鳩舎としては、まず梅島秀章鳩舎。今春、Rg500K・地区N600Kと連続して総合優勝を獲得。「中野400号」の系統を使い、長距離レース制覇に燃えています。
次は国持和義鳩舎。昨年「第19回ゼネラルチャンピオン賞」ゴールドマーク賞を受賞。横地スピード系、絆のライン、長島輸入系を駆使し、総合優勝多数の実績を誇るスーパースターです。
最後は望月 一鳩舎&&菅原勝洋鳩舎。最高齢の76歳である望月鳩舎は、日本エースピジョン賞全国8位、ブロックチャンピオン賞1回など、数々のタイトルを獲得しているスーパーお爺ちゃん。連合会一番の若手である孫のような菅原鳩舎とチームを組んでレースに励んでおり、現在は内山輸入系を主力に、日本最優秀鳩舎賞受賞を目指しています。
《歴史と特徴》
できる人は、なんでも率先して協力することをモットーとしています。また連合会独自に開催しているレース「ハジメ杯」(前述の望月鳩舎が企画・開催)を行っており、会員全員が参加。みんなで楽しめる企画を催しながら、和気あいあいと、鳩レースを楽しんでいます。
《地元のお国自慢》
当地は、日本一の深い湾である「駿河湾」(注1)に面しており、そこで採れる桜エビやシラスが有名です。また富士山世界文化遺産に登録された「三保の松原」(注2)もあります。