連合会便り花巻連合会(岩手地区連盟)
《連合会の構成》
発足年は昭和42年。最大連合会員数は発足当時で110名。現在の会員数は41名。
《地形・帰還コースの特色》
当連合会は、岩手県の中心部である花巻市とその近郊に居住する会員で構成されています。中央に北上川が流れ、東には北上高地、西には奥羽山脈、その間に広がった北上盆地の中心地です。国道4号線、東北自動車道、JR東北本線、東北新幹線、花巻空港といった交通網も整備されており、どこに行くにもとても便利な地域です。そのため、関東地域の各連盟の放鳩地として、レースシーズンの週末には数万羽の鳩が飛び交うことも珍しくありません。
レースは西コースで太平洋側が放鳩地となり、短距離では関東地域の南側からスタート。距離が延びるにつれて南西方向へ放鳩地が移動し、最終レースは山口県長門市になります。連盟でも中心部に位置するため、レース展開による有利不利が少ない地域となっています。
《強豪と飛び筋》
当連合会での1000Kレース初記録は、1977年の中村1000K翌日記録です。1987年には西鹿児島GN1300Kで2羽記録した大石登志夫鳩舎が連盟総合優勝しています。また1988年には岩手・宮城北部2連盟合同レース、参加1253羽という大羽数の中、伊藤久男鳩舎が連盟総合優勝。同年の1000K帰還は13羽、翌89年も帰還14羽を数え、長距離記録のピークを迎えました。
地元の飛び筋としては、80年代に菅原吉美鳩舎が作翔した『天神号』(中村1000K総合優勝)を基礎とする天神系が挙げられます。この系統は多くの会員に普及し、現在でも飛び筋として好成績を残しています。近年、会員の高年齢化が進む中、再開組の高橋鳩舎、新人である新田鳩舎などが、安定した成績を上げて総合優勝を目指し頑張っています。
《歴史と特徴》
当連合会は、水沢連合会より分離独立して設立。昨年、設立50周年を迎えました。先日、連合会事務所である鳩会館を新設。300坪の広大な敷地にスペースハウス2基と物置の下屋を増築し、昨年の秋レースから使用しています。駐車スペースも充分でインターチェンジにも近く、とても良い環境で運営を行っています。
《地元のお国自慢》
当地は田園地帯で、稲作農業が盛ん。観光地としては「花巻温泉」(注1)があります。また、地元の有名人には作家の「宮沢賢治」(注2)がいます。名物は「わんこそば」(注3)。毎年2月に「わんこそば全日本大会」が行われ、これまでの最高記録は男性254杯、女性225杯です。花巻においでの際は、ぜひ挑戦してみてください。