連合会便り 霞ヶ浦連合会(茨城地区連盟)
関東3大長距離レースで上位を目指す!
《連合会の構成》
発足年は平成30年。当連合会は茨城県土浦市、石岡市、竜ケ崎市、牛久市、つくば市、稲敷市、阿見町の6市1町の会員で構成されており、現在の会員数は35名です(写真1)。年間の脚環数が2700個。秋のスタート羽数は約1000羽となっています。
《地形・帰還コースの特色》
当地は筑波山と霞ヶ浦に挟まれた常磐線沿線にあり、長距離レースなどで他の関東地域と戦うには絶好の場所です。連盟内では西南部に位置し、北に八溝山、久慈山地、多賀山地や筑波山といった山々が連なります。帰還コースは山岳部を避けて海岸線を通ると予測され、参加羽数が多い他の地域に引っ張られるため、どうしてもハンディが出ることは否めません(※図を参照)。しかしながら、訓練と会員の団結力でカバーしながら、上位入賞を目座しています。
《強豪と飛び筋》
参加羽数に差があるとも、負けちゃいられない!
設立3年の当会のレース成績は、19年地区N600Kで飯田 武鳩舎が連盟6位、栗原明則鳩舎が連盟9位に入賞。また同年の関東3大長距離レースの一つ、ジャパンカップ900Kで相川志乃夫鳩舎が総合9位に入賞しました。
《歴史と特徴》
当連合会は、設立3年目のフレッシュな連合会。会員のための集合場所として、栗原明則会長が所有する敷地の一角に約24坪の鳩会館を建設しています(写真2)。内部には、レース日程や各レースの序列発表、連絡事項などを記載できる大きな掲示板を備えています。また、レースで優秀な成績を収めた会員を讃えるため、表彰台も設置(写真3)。この場所は栗原氏から無償で提供されており、いつ訪れても会員がくつろげる場所となっています。
写真2
写真3
《地元のお国自慢》
当地の土浦市は、首都・東京から約60キロ圏内、茨城空港から約40キロの場所に位置し、県南の中核都市として発展してきました。現在の人口は約13万8千人。気候は年間を通して温暖であり、豊かな自然環境に恵まれています
名所としては、連合会名にもなっている、琵琶湖についで日本第2位の湖面積を誇る「霞ヶ浦」(注1)があります。
主なイベントとしては、春に毎年2万人が参加する「霞ヶ浦マラソン大会」、秋に「土浦全国花火競技大会」(注2)、「カレーフェスティバル」などが盛大に開催されます。