連合会便り「藤沢北部連合会」(しょうなん地区連盟)
日本鳩レース協会は、連合会員と賛助会員の2種類の会員で構成されています。個人で種鳩を飼育し、国際委託鳩舎に選手鳩のヒナを預けて委託レースを行う賛助会員に対して、連合会員は各連合会に所属し、種鳩及び選手鳩を飼育・調教しており、国際委託鳩舎での委託レースはもちろん、自らの鳩舎で各団体が主催する鳩レースに参加できます。連合会は、レース鳩の飼育者、またはレース鳩の関心を持つ方々が組織する25名以上の団体で、年の作出羽数が500羽以上あることが条件。連合会は全国各地にあり、現在は約1万人の会員数が、レース鳩の飼育・調教とレースを楽しんでいます。当協会では随時、連合会員、賛助会員の入会を募集しております。
《連合会の構成》
平成14年に発足。最大連合会員数は発足当時より25名。ただ、東京オリンピックが開催される2020年には、皆の平均年齢が70歳を超えてしまうこともあり、会員の高齢化が心配されます。
《地形・帰還コースの特色》
当連合会の会員は、神奈川県の藤沢市、大和市、平塚市を中心に鳩舎を構えています。帰還コースに関しては、北コースでレースを開催しており、昨年(16年)の100K、200Kで上位3鳩舎の打刻順に松寺昭三連合会長が自らデータを取り、コースの割り出しを行ってみました。分速1000メートルの場合、図1の分岐点より一番打刻が直線の最短コースと想定されます。当連合会では、おおまかにこの3コースに絞られるのではないかと考えています。
図1
《強豪と飛び筋》
当連合会では、得意距離としてオールマイティな鳩舎は少ないと思われます。これは、参加羽数の少なさも原因の一つだと考えています。今春シーズンに限っていえば、300Kまでの短距離レースは、小野島一則鳩舎(ブロンズC100K総合11位、SC200K・GC300K各総合12位)、500K以上の中・長距離レースは長谷川恒雄鳩舎(Rg500K総合5位・6位、地区N600K総合3位、GP800K連盟6位、桜花賞1000K総合2位)が、活躍しています。
《歴史や特徴》
とにかく楽しくレースを行うこと、これが第一。皆、最終レースである東日本CH1000K、東日本稚内GN1100Kを目標に頑張っています。モットーは「より遠く、より速く、より楽しく」です。
《地元のお国自慢》
当地は北に大山(おおやま)(注①)、南に江の島(注②)、東には寒川神社(注③)があり、それぞれ観光スポットとして有名です。