連合会便り「福岡つばさ連合会」(筑後地区連盟)
日本鳩レース協会は、連合会員と賛助会員の2種類の会員で構成されています。個人で種鳩を飼育し、国際委託鳩舎に選手鳩のヒナを預けて委託レースを行う賛助会員に対して、連合会員は各連合会に所属し、種鳩及び選手鳩を飼育・調教しており、国際委託鳩舎での委託レースはもちろん、自らの鳩舎で各団体が主催する鳩レースに参加できます。連合会は、レース鳩の飼育者、またはレース鳩の関心を持つ方々が組織する25名以上の団体で、年の作出羽数が500羽以上あることが条件。連合会は全国各地にあり、現在は約1万人の会員数が、レース鳩の飼育・調教とレースを楽しんでいます。当協会では随時、連合会員、賛助会員の入会を募集しております。
《連合会の構成》
平成10年1月に発足。最大連合会員数は25名で、現在も25名。
《地形・帰還コースの特色》
当連合会の会員の多くは、福岡県久留米市の北側である小郡市、大刀洗町、朝倉市、佐賀県鳥栖市を中心に鳩舎を構えています。それぞれの放鳩地から直線を引くと、北東よりやや東寄りとなりますが、実際の帰還コースは、北東より北側の山口県などの日本海側を飛んでいるのではと思われます。連盟のなかでは比較的、飛翔距離の短い地域となっています。
《強豪と飛び筋》
当連合会は、連盟のなかでも強豪鳩舎が数多く存在しており、レースをしている鳩舎数は少ないものの、総合優勝数や連盟・最優秀鳩舎賞で毎年、上位の多数を当連合会員が占めています。「連盟で最小の連合会ながら、最強の連合会」と皆、自負しています。
連合会の強さの根源は、以下の4点ではないかと考えています。
1.各鳩舎のライバル心が非常に強い。
2.会員の団結力・規律の厳守。
3.日本各地や海外の飛筋の導入意欲がある鳩舎が多く、新たな飛び筋が毎年のように活躍。
4.熱意と知識のある会員が多く、種鳩の導入や管理の情報交換が盛んに行われ会員のレベルアップに繋がっている。
《地元のお国自慢》
当地の佐賀県鳥栖市をホームタウンとするプロサッカークラブ「サガン鳥栖」(注①)があります。フットボール専用の同ホームスタジアム「ベストアメニティスタジアム」では、常に熱戦が繰り広げられています。