2024年度 「八郷国際ダービー400K」開催!
国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離1000キロで北海道余市から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。
八郷国際委託鳩舎シリーズの春季第3戦、「八郷国際ダービー400K」が、2月29日(木)に開催されました。
前レース「国際ウィナー300K」から11日間のインターバル。放鳩地は、昨年の岩手県盛岡市から紫波町に変更。コンディションを整えたレーサー達は、午前7時35分に参加1643羽が一斉に放たれました。実距離は380.282キロメートルです。
当日の天気図
持ち寄りの様子
優勝を獲得したのは、佐々木和彦鳩舎(東京湖南)委託の「23MK02208」。優勝分速は1275.758メートルでした。また、第2位には、篠崎金一鳩舎(武蔵野)委託「23MB02135」、第3位は渡辺和夫鳩舎(埼玉幸手)委託「23KA05464」が、それぞれ入賞しています。なお、ベストテン入賞は以下の通り。
帰還の模様
レース結果は、記録範囲内の翌日までに1092羽が帰還。7割強の帰還率となりました。次のレースは、八郷のメインレース「国際親善鳩レース大会500K」。レーサーたちの奮闘に期待しましょう!
八郷国際ダービー400K ベストテン序列
順位 | 鳩舎名 | 鳩番号 | 羽色 | 分速 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 佐々木和彦 |
23MK02208
|
B
|
1275.758
|
東京湖南
|
2位 | 篠崎 金一 |
23MB02135
|
BW
|
1275.758
|
武蔵野
|
3位 | 渡辺 和夫 |
23KA05464
|
BC
|
1275.617
|
埼玉幸手
|
4位 | 長野 安宏 |
23XA12513
|
B
|
1275.258
|
京都雅
|
5位 | 三浦 巌 |
23OB23848
|
BCP
|
1274.689
|
宮城中央
|
6位 | 金谷 相基 |
23XA07753
|
BCW
|
1274.689
|
関西
|
7位 | 黒川 久司 |
23XA06125
|
BW
|
1273.268
|
紀泉
|
8位 | 深井 和彦 |
23VV04668
|
BC
|
1273.195
|
岡山中央
|
9位 | 長沼 藤一 |
23DA14915
|
BCW
|
1272.203
|
賛助会員
|
10位 | 堀内正勝 |
23MB00351
|
BC
|
1271.778
|
練馬
|
〈優勝鳩の血統〉
23MK02208 B 西 喜七鳩舎 作出 佐々木和彦鳩舎・委託(東京湖南)
*秋200K85位、春200K713位、300K816位
父 | 祖父 |
---|---|
22MK04581 BC 清水 保 作 | 18MK05621 BC 清水 作 コープマン系 異母兄弟/200K優勝、500K優勝 |
祖母 | |
“MJ” 17MK07126 BC 清水 作 八郷500K7位、700K2位、アベレージレース銘鳩賞 全兄弟/16年八郷国際ダービー400K5位 |
母 | 祖父 |
---|---|
18MK05512 BC 西 喜七 作翔 18年秋200K4位、19年800K6位、1000K優勝 |
14MK00861 BC 西 作翔 400K3位 |
祖母 | |
14MK00855 BC 西 作翔 直仔/地区N総合優勝 15年800K連盟4位、16年800K連盟7位 |