「2025年度 八郷国際チャンピオン900K」開催!

2025年度 八郷国際委託鳩舎シリーズの最終戦「八郷国際チャンピオン900K」が、5月1日(木)に開催されました。
さて、前レースの「八郷オリエンタルカップ700K」は、4月5日に開催。約1か月のインターバルで、十分な休養を取ったレーサー達は、最終、そして最大の難関であるこのレースに挑みます。
放鳩地は、北海道羽幌町汐見、放鳩時間は午前6時02分、参加217羽、実距離は919.809メートルです。今シーズン最終レース、どのようなドラマが生まれるでしょうか。


持ち寄りの様子


給餌の様子
レーサーたちは、4月29日の午後3時頃に現地へ到着。給水・給餌は、放鳩までに3回。
午前6時と午前9時の天気図は、以下の通り。

5/1午前6時の天気図

5/1午前9時の天気図
さて、トップ帰還は当日は打刻なしとなりましたが、翌朝午前7時03分31秒1。優勝分速1009.098メートルで、吉武修一鳩舎(玄海)が委託した「24YB06551」が、見事、栄冠を獲得しました。また第2位は、佐藤篤志鳩舎(大館)委託の「24BB04504」、第3位は唐沢雄二鳩舎(白鳩愛鳩会)委託の「24DA24111」でした。上位入賞された皆さん、誠におめでとうございます。
レース結果は、2日目32羽、3日目20羽、4日目2羽と、計54羽が帰還!帰還率2割超え。未帰還だった昨年のリベンジを達成いたしました。スタッフの方々、大変お疲れさまでした。
これにて2025年度の八郷国際鳩舎シリーズは、全て終了。また来シーズンのレースを楽しみにしています!
八郷国際チャンピオン900K 序列
順位 | 鳩舎名 | 鳩番号 | 記録時間 | 分速 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|
1位 |
吉武 修一
|
24YB06551
|
|
1009.098m
|
玄海
|
2位 |
佐藤 篤志
|
24BB04504
|
|
979.493m
|
大館
|
3位 |
唐沢 雄二
|
24DA24111
|
|
956.838m
|
白鳩愛鳩会
|
4位 |
奥山 仁
|
24FA07281
|
955.265m
|
山形中央
|
|
5位 |
小谷野忠夫
|
24MK02504
|
|
950.854m
|
多摩東部
|
6位 |
倉林 和也
|
24DA01995
|
|
942.668m
|
賛助会員
|
7位 |
村田 正隆
|
24DA06748
|
|
941.977m
|
賛助会員
|
8位 |
荒井 仁
|
24DA11636
|
|
938.772m
|
賛助会員 |
9位 |
水越 康治
|
24HF12487
|
|
938.644m
|
栃南
|
10位 |
大栗 繁
|
24DA10165
|
|
930.698m
|
賛助会員 |
優勝鳩の血統

*300K697位、400K174位、500K332位、700K13位他
*兄弟/2 5年地区N総合185位、九州ブロックCH3位・総合31位
父 | 祖父 |
---|---|
21SB06544 BC 丹羽和一 作 | 20SB01562 BC 丹羽 作 直仔/地区N総合35位、197位 19年八郷・CH当日1羽帰り優勝の兄弟×協会作( 12年伊賀700K優勝×12年八郷700K優勝) |
祖母 | |
20SB01561 B 丹羽 作 上記「20SB01562」の全姉妹 |
母 | 祖父 |
---|---|
16YA02171 B 福崎和人美 作翔 17年 東九州Rg総合20位、地区N総合38位 直仔/23年地区N総合79位 兄弟/17年GP総合優勝 |
15YA07890 B 福崎 作 |
祖母 | |
10YA07034 B 山口敏雄 作 兄弟/ 地区N700K総合優勝、GP900K総合5位 |


〈八郷国際チャンピオン900Kとは〉
八郷国際CH900Kレースは、関東三大広域長距離レースの一つ「東日本チャンピオンレース」と併催されています。委託鳩舎レースでありながら、東日本CHレースの序列にも組み込まれるため、上位入賞すれば、歴史と伝統を持つ広域長距離レース「東日本CH」での総合優入賞も可能。そのため、八郷国際委託鳩舎シリーズの中でも、委託者の皆さんからも一番の人気を誇り、多くの委託者の方が同レースへの参加を目指しています。
また、八郷国際鳩舎が設立されて以来、夢であり目標となっているのが、東日本CHレースでの総合優勝。過去の東日本CH序列において、八郷国際鳩舎の最高成績は、11年度&12年度のダブル開催(※11年は震災のため、レース中止。前年の委託鳩も翌年にレースが行われた)となった鈴木茂行鳩舎作出・委託「10MB05928」(※11年度委託鳩で優勝)が記録した総合6位となっています。

