「2025年度 八郷国際サクセス200K」開催!

「2025年度 八郷国際サクセス200K」の放鳩シーン
国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離1000キロで北海道余市から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。

2024年度の八郷国際委託鳩舎シリーズ、春季レースの初戦である「八郷国際サクセス200K」が、1月29日(水)に開催されました。

放鳩地は福島県南相馬市原町。参加1617羽が八郷の空へ向け放たれたのは、午前7時20分。第一陣が八郷の上空に姿を現したのは、放鳩から2時間半が過ぎた頃。

短距離レースの醍醐味は、トップ帰還の集団が上空を旋回する間に、第2陣、第3陣の帰還鳩が合流し、数百羽のレーサー達が空を舞う姿。毎回、圧巻の光景が繰り広げられます。

持ち寄りの様子

短距離レースでは多くのレーサー達が、一斉に入舎口へ飛び込むことが多いため、僅差で序列が決まるケースが多々あります。そこで、優勝するには運も必要となりますが、今レースでは、ベストスリーがコンマで勝敗を決することになりました。

帰還シーン

優勝の栄冠を手にしたのは、清水洋一鳩舎委託(賛助会員)の「24DA10693」。優勝分速は1060.061mでした。第2位は荒井 仁鳩舎委託(賛助会員)の「24DA11638」、第3位が井上 修鳩舎委託(浅間)の「24PH00809」となっています。上位入賞の皆さん、誠におめでとうございました。

全体の結果は、記録範囲内帰還が1314羽で、帰還率8割を超える好レースとなりました。

なお、ベストテン入賞を、以下にご紹介します。

※同レースのライブ配信、ハイライト動画は以下のリンクから!

ライブ配信=https://youtube.com/live/U9WtpcPTPb4

ハイライト動画=

八郷国際サクセス200K ベストテン序列

順位 鳩舎名 鳩番号 所要時間 分速 所属
1位 清水 洋一
24DA10693
2:42:32
1060.061
賛助会員
2位 荒井  仁
24DA11638
2:42:43
1058.869
賛助会員
3位 井上  修
24PH00809
2:42:43
1058.869
浅間
4位 堀内 由美
24MB03213
2:42:45
1058.654
練馬
5位 塚本  豊
24DA14659
2:42:45
1058.654
賛助会員
6位 元部 吉秀
24DA03224
2:42:46
1058.544
賛助会員
7位 武田 信彦
24OB07695
2:42:46
1058.544
仙台南部
8位 脇山 憲治
24LS01119
2:42:46
1058.544
木更津
9位 遠藤  賢
24DA16402
2:42:48
1058.329
賛助会員
10位 新戸 廣次
24KA08274
2:42:48
1058.329
埼玉

〈優勝鳩の血統〉

※しばらくお待ちください。

祖父
   
祖母
 
祖父
   
祖母
 
第2位「24DA11638」
第3位「24PH00809」
帰還後の様子

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