「2023年度 伊賀国際チャンピオン700K」開催!

国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで6レース(最長距離600キロで秋田県小砂川から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。

2023年度の伊賀国際委託鳩舎シリーズも、いよいよ最終戦!「国際チャンピオン700Kレース」が、3月28日(火)に開催されました。

前レース「国際オリエンタルカップ500K」から13日間のインターバル。秋田県能代市からの放鳩で、実距離は 686.343キロメートル。参加87羽のレーサー達は、午前6時に放鳩され、伊賀の地を目指しました。

レーサーが伊賀上空に姿を現したのは、午後4時42分。優勝を獲得したのは、田子の浦連合会が委託した「22PB04408」。記録時刻は16時42分29秒5、優勝分速は1068.266メートルでした。第2位には、尾市 学鳩舎(三重第三)委託の「22SB03828」が入賞。第3位には、倉林 和也鳩舎(賛助会員)委託の「22XA11878」が入賞しています。上位に優入賞された皆さん、誠におめでとうございました。なお、ベストテンの序列は、以下の通り。

結果は、記録範囲内帰還の4日目までに34羽、帰還率約4割でした。

これで、伊賀国際委託鳩舎の今シーズンのレースは終了になります。来シーズンのレーサー達の活躍も期待したいですね!

伊賀国際チャンピオン700Kベストテン序列

順位 鳩舎名 鳩番号 記録時間 分速 所属
1位
田子の浦連合会
22PB04408
16:42:29.5
1068.266m
 
2位
尾市    学
22SB03828
16:52:21.1
1052.109m
三重第三
3位
倉林  和也
22XA11878
17:05:01.7
1032.069m
賛助会員
4位
長岡中央連合会
22FB00186
17:05:03.6
1032.017m
 
5位
京阪連合会
22XA00402
17:05:04.5
1031.991m
 
6位
酒井    裕
22XB04018
17:08:40.6
1026.435m
7位
金山    誠
22DA14776
18:19:10.5
 928.536m
賛助会員
8位
渦潮連合会
22WA00550
07:11:31.1
 454.076m
 
9位
古田  惠一
22DA10417
07:15:38.6
 452.842m
賛助会員
10位
広島中央連合会 
22VE01382
07:17:13.1
 452.370m
 

優勝鳩の血統

“宝伊賀国際シャンテリー号”
22PB04408 B 遠藤 宝鳩舎 作出 田子の浦連合会 委託
*オリエンタルC500K36位 他
全兄弟/“宝阿修羅神の娘号”(22年桜花賞900K総合2位)

 
祖父
“シャンテリー阿修羅神号”
15EM04517 BC 永井 勇 作
“ヨングシャンテリー号” BC ヤンセン兄弟 作
直仔/22年桜花賞総合優勝
“シャンテリー”の直仔
祖母
“阿修羅号”
14MM00710 永井 作翔
15年地区N600K総合優勝、春Rg総合27位、会長賞
“パワーマン”(ブールジュN最高分速)×Rg400K総合優勝
祖父
14PB05869 B 遠藤 宝 作翔
Rg総合9位、地区N総合2位
直仔/18年春Rg総合8位、地区N総合2位、会長賞
08LB02755 B 木島 作
木島マルセリス系
“ドンケル18号”直仔דジュニア号”娘
祖母
08LB02840 BC 木島 作
“ジュニア号”曾孫

 

前へ

「2023年度 伊賀オリエンタルカップ500K」開催!

次へ

「2023年度 八郷オリエンタルカップ700K」開催!