北陸中日新聞が国際委託鳩舎レースを取材

このコーナーでは、レース鳩や当協会に関する、会員の皆様から寄せられた事柄やマスメディアで紹介された事柄など、様々な情報をご提供します。

先々月21日に開催された伊賀サクセス200Kレース。同レースは石川県加賀市柴山町を放鳩地として行われました。
その放鳩及びレースの様子を地元の北陸中日新聞が取材。3月1日付の中面に掲載されました。以下にその記事を紹介いたします。

―鳩レース 168㌔ひとっ飛び―
日本鳩レース協会(東京)が主催する「国際サクセスレース200㌔」が、加賀市柴山町を起点に開かれた。全国の愛鳩家のレース用のハト八百三十四羽が、百六十八㌔離れた三重県伊賀市の伊賀国際委託鳩舎に戻るタイムを競った。
同鳩舎では、全国からハトを預かる。ハトの脚には時間が計測できる電子リングが付けられ、鳩舎に戻ると、タイムが記録される。
ハトはレース前夜、トラックのコンテナに載せられ、加賀市まで運ばれた。日の出まで休み、レースに備えた。二十一日午前七時四十分、コンテナのゲートが開くと、ハトは一斉に飛び出し、伊賀に向かった。
先頭集団のハトは同九時半ごろ、数十羽の集団で鳩舎上に現れた。次から次へと数十羽の集団が合流し、百羽以上がひとかたまりとなって上空を旋回。その数分後、勢いよく鳩舎に戻った。一位のハトは二時間一分だった。当日のうちに八割以上が帰還した。後日、帰還したハトも合わせると、九割が帰還した。
レースでは、連合会対抗と個人の部があった。四百五十四羽のハトが出場した連合会対抗で、九十七位に入った小松市蓑輪町の北口純一さん(六六)は「北陸では良い成績を残せたが、全国レベルには程遠い。次も頑張りたい」と話した。
同鳩舎がゴールになるレースは全国で秋に一回、春に五回ある。最長距離は、秋田県を出発するレースで約六百㌔。

この記事により、北陸地方の方々に鳩レースの認知度が一層深まると良いですね。

3月1日付の北陸中日新聞

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