小学校の創立記念日で鳩レース講話

「横浜市立東台小学校同窓会 会報」(平成29年10月)より
このコーナーでは、レース鳩や当協会に関する、会員の皆様から寄せられた事柄やマスメディアで紹介された事柄など、様々な情報をご提供します。

当協会では青少年の育成を視野に入れた「青少年プレゼント鳩コーナー」といった事業を行っていますが、一昨年の秋に東京西連盟・西武蔵連合会の中村恵一さんが、横浜市立東台小学校の創立123周年記念日に生徒達の前で鳩レースの講話を行われたそうです。同校が中村さんの母校ということで、このお話があったようです。談話の中では、様々なレース鳩に関する知識を披露されています。以下にその一部を抜粋して紹介いたします。

―レース鳩、昔は伝書鳩と呼ばれ新聞社等で通信用として活躍の一方、その優れた帰巣性と最高時速120kmで飛ぶスピード性を利用して遠くから帰巣速度を競う「鳩レース」が200年前にベルギーで始まり発展し世界各地に広まり、今や全世界で行われるようになりました。(中略)何故、鳩は自分の巣に帰るのか?それは住み慣れた環境で生活するのが一番安心だからです。ではどうして遠く離れた処から、どの様に帰る方向を見つけて、自分の巣を探し当てるのでしょうか?大変不思議ですね!その答えはまだ完全にはわかってないのです。(中略)現在、国内の鳩レース愛好家は1万5千人と言われ、全国組織の鳩レース協会に入りレースを楽しみ、鳩を通じて国際親善も行っています。皆さんが少しでもレース鳩に興味を持ってくださると大変嬉しく思います。(略)―

この講話を通じて、一人でも多くの子ども達が鳩レースに興味を持ってくれると良いですね。

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