山梨県の大学生が鳩レースを取材

写真右が小澤さん。左は鶴岡会長。取材時はマスク着用でしたが、写真撮影の時だけ外してもらいました。
このコーナーでは、レース鳩や当協会に関する、会員の皆様から寄せられた事柄やマスメディアで紹介された事柄など、様々な情報をご提供します。

先日、当協会に一通のメールが届きました。内容は鳩レースに関する取材依頼。依頼者は山梨県にある都留文科大学(つるぶんかだいがく)に通う小澤絋人さんです。小澤さんは同大学の比較文化学科に在籍。文化人類学を専攻しており、ゼミの研究で鳩レースに関する研究を行っているそうです。

依頼書によると、小沢さんの祖父が競翔家で、鳩レースにまつわる数々のエピソードを何度も聞いており、鳩レース界に興味を持っていたそうです。今回、「なぜ日本の鳩レースは、賭博性が無いにもかかわらず、熱狂的な愛好家がいるのか。そこではどんなドラマが語られているのか」といった鳩レースが人を惹きつける魅力を明らかにしたいとのこと。取材内容は、主に「鳩レースの競技人口・作出羽数の推移」、「どのような人が鳩レースを好んでいるのか」、「鳩レースの魅力とは何か」など。

先月4日に当協会で行われた取材には、鶴岡英男協会会長が対応。様々な質問に答えられました。上記の写真は取材後のスナップです。

都留文科大学といえば、学校教員を養成する大学で、特に小学校の教員養成に力を注いでいるそうです。ひょっとしたら、小澤さんも小学校の先生になるかもしれません。そうなれば、生徒たちに鳩レースの魅力を教えてくれるかも。

このようにして、若い世代がどんどん鳩レースへの興味を持ってくれれば、日本の鳩レース人口の減少を食い止められるかもしれませんね。

都留文科大学は、東日本エリアの公立大学で唯一の教員養成系大学。卒業生の多くが教職についています。

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