「2022年度 八郷国際チャンピオン900K」開催!

国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで6レース(最長距離600キロで秋田県小砂川から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。

2022年度 八郷国際委託鳩舎シリーズの最終戦「八郷国際チャンピオン900K」が、5月11日(水)に開催されました。

さて、前レースの「八郷オリエンタルカップ700K」は、4月7日に開催されています。約1か月のインターバルで十分な休養を取ったレーサー達は、最後であり最大の難関であるこのレースに挑みます。

放鳩地は、北海道羽幌町汐見、放鳩時間は午前5時、実距離は919.809メートルとなっています。今シーズン最後のレースは、果たしてどのようなドラマを生み出すのでしょうか。

 
 
持ち寄りの様子

同レースですが残念ながら当日帰還は無し。トップ争いは、翌日以降に持ち越しとなりました。

5/11の天気図
5/12の天気図

さて、トップ帰還は翌日。晴れの優勝は吉野欽三鳩舎(埼玉三芳)が委託した「21KA12207」。記録時刻は午前8時18分25秒3、優勝分速561.401メートルで、栄冠を獲得しました。また第2位は、中川 孝鳩舎(山形中央)委託の「21DA01592」、第3位は白石 昇鳩舎(賛助会員)委託の「21DA19585」でした。

上位入賞鳩の帰還シーン

なお、同レースは計6羽が帰還しています(2日目5羽、4日目1羽)。上位入賞された皆さん、誠におめでとうございます。

これにて、今年の八郷国際委託鳩舎のレースは全て終了。では、来年の八郷シリーズを楽しみに待ちましょう。

八郷国際チャンピオン900K 序列

順位 鳩舎名 鳩番号 記録時間 分速 所属
1位
吉野 欽三
21KA12207
08:18:25.3
561.401
埼玉三芳
2位
中川  孝
21DA01592
09:06:38.2
545.352
山形中央
3位
白石  昇
21DA19585
10:34:02.8
518.485
賛助会員
4位
竹内 範男
21MB01052
15:45:29.5
441.053
山の手
5位
菅原 正子
21DA07910
17:01:35.9
425.526
賛助会員
6位
鹿島 兄弟
21EM01854
17:12:19.5
182.057
川崎
7位          
8位          
9位          
10位          

優勝鳩の血統

※しばらくお待ちください。

 
祖父
   
祖母
 
祖父
   
祖母
 

〈八郷国際チャンピオン900Kとは〉

八郷国際CH900Kレースは、関東三大広域長距離レースの一つ「東日本チャンピオンレース」と併催されています。委託鳩舎レースでありながら、東日本CHレースの序列にも組み込まれるため、上位入賞すれば、歴史と伝統を持つ広域長距離レース「東日本CH」での総合優入賞も可能。そのため、八郷国際委託鳩舎シリーズの中でも、委託者の皆さんからも一番の人気を誇り、多くの委託者の方が同レースへの参加を目指しています。

また、八郷国際鳩舎が設立されて以来、夢であり目標となっているのが、東日本CHレースでの総合優勝。過去の東日本CH序列において、八郷国際鳩舎の最高成績は、11年度&12年度のダブル開催(※11年は震災のため、レース中止。前年の委託鳩も翌年にレースが行われた)となった鈴木茂行鳩舎作出・委託「10MB05928」(※11年度委託鳩で優勝)が記録した総合6位となっています。

八郷国際CH900K第2位「21DA01592」
八郷国際CH900K第3位「21DA19585」

前へ

「2022年度 伊賀国際チャンピオン700K」開催!

次へ

連載3-3、日本鳩レース界の歴史