「2022年度 八郷国際チャンピオン900K」開催!
2022年度 八郷国際委託鳩舎シリーズの最終戦「八郷国際チャンピオン900K」が、5月11日(水)に開催されました。
さて、前レースの「八郷オリエンタルカップ700K」は、4月7日に開催されています。約1か月のインターバルで十分な休養を取ったレーサー達は、最後であり最大の難関であるこのレースに挑みます。
放鳩地は、北海道羽幌町汐見、放鳩時間は午前5時、実距離は919.809メートルとなっています。今シーズン最後のレースは、果たしてどのようなドラマを生み出すのでしょうか。
持ち寄りの様子
同レースですが残念ながら当日帰還は無し。トップ争いは、翌日以降に持ち越しとなりました。
5/11の天気図
5/12の天気図
さて、トップ帰還は翌日。晴れの優勝は吉野欽三鳩舎(埼玉三芳)が委託した「21KA12207」。記録時刻は午前8時18分25秒3、優勝分速561.401メートルで、栄冠を獲得しました。また第2位は、中川 孝鳩舎(山形中央)委託の「21DA01592」、第3位は白石 昇鳩舎(賛助会員)委託の「21DA19585」でした。
上位入賞鳩の帰還シーン
なお、同レースは計6羽が帰還しています(2日目5羽、4日目1羽)。上位入賞された皆さん、誠におめでとうございます。
これにて、今年の八郷国際委託鳩舎のレースは全て終了。では、来年の八郷シリーズを楽しみに待ちましょう。
八郷国際チャンピオン900K 序列
順位 | 鳩舎名 | 鳩番号 | 記録時間 | 分速 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|
1位 |
吉野 欽三 |
21KA12207 |
08:18:25.3 |
561.401 |
埼玉三芳 |
2位 |
中川 孝 |
21DA01592 |
09:06:38.2 |
545.352 |
山形中央 |
3位 |
白石 昇 |
21DA19585 |
10:34:02.8 |
518.485 |
賛助会員 |
4位 |
竹内 範男 |
21MB01052 |
15:45:29.5 |
441.053 |
山の手 |
5位 |
菅原 正子 |
21DA07910 |
17:01:35.9 |
425.526 |
賛助会員 |
6位 |
鹿島 兄弟 |
21EM01854 |
17:12:19.5 |
182.057 |
川崎 |
7位 | |||||
8位 | |||||
9位 | |||||
10位 |
優勝鳩の血統
"大魔神207"
21KA12207 B 吉野欽三鳩舎 作出・委託(埼玉三芳)
*300K279位、400K242位、500K189位、700K27位
同腹/22年八郷500K30位、700K16位
父 | 祖父 |
---|---|
17KA40035 BC 吉野欽三 作 直仔/19年東日本稚内GN埼玉連盟7位、他入賞多数 全兄弟/13年東日本稚内GN埼玉連盟13位 |
10KA13957 BC 鳥飼 正 作翔 “CHカスパープリンス”(東日本CH総合優勝)の孫 |
祖母 | |
10KA10078 B 吉野・内野共同作 異母兄弟/400K・700K各中地区優勝 |
母 | 祖父 |
---|---|
18MB00243 B 中村恵一作 | 16MB10239 BC 中村作 “恵ホープ212”(八郷国際CH優勝)の全兄弟 孫/18年八郷700K優勝、19年八郷700K5位他 |
祖母 | |
B14-1001509 B イヴォン・デヌブー作 |
〈八郷国際チャンピオン900Kとは〉
八郷国際CH900Kレースは、関東三大広域長距離レースの一つ「東日本チャンピオンレース」と併催されています。委託鳩舎レースでありながら、東日本CHレースの序列にも組み込まれるため、上位入賞すれば、歴史と伝統を持つ広域長距離レース「東日本CH」での総合優入賞も可能。そのため、八郷国際委託鳩舎シリーズの中でも、委託者の皆さんからも一番の人気を誇り、多くの委託者の方が同レースへの参加を目指しています。
また、八郷国際鳩舎が設立されて以来、夢であり目標となっているのが、東日本CHレースでの総合優勝。過去の東日本CH序列において、八郷国際鳩舎の最高成績は、11年度&12年度のダブル開催(※11年は震災のため、レース中止。前年の委託鳩も翌年にレースが行われた)となった鈴木茂行鳩舎作出・委託「10MB05928」(※11年度委託鳩で優勝)が記録した総合6位となっています。