「2019年度 伊賀国際親善鳩レース大会600K」開催!

国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで6レース(最長距離600キロで秋田県小砂川から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。

2019年度伊賀国際委託鳩舎シリーズ「国際親善鳩レース大会600Kレース」が、4月13日(土)に開催されました。

前レース「国際ダービー400K」から15日のインターバルをおいての実施となります。今回の放鳩地は秋田県小砂川で、実距離は 579.999キロメートル。参加49羽は午前5時45分に放鳩され、伊賀鳩舎を目指しました。

放鳩シーン

トップ鳩が帰還の姿を現したのは、午後3時前。優勝の栄冠に輝いたのは、田村敬二鳩舎(賛助会員)委託の「18DA26277」。記録時刻は午後2時53分13秒2、優勝分速1057.974メートル、単羽帰還での見事な優勝を果たしています。第2位はトップから約25分後に記録、米田幸由司鳩舎(なんば)委託の「18XY00121」でした。また第3位は葉 東峰鳩舎(なんば)委託の「18DA11107」が獲得。ベストスリーの内、2羽がなんば連合会所属の会員さんが委託したレーサーでした。また、第4位には下田勝幸鳩舎(鹿児島)委託の「18DA22199」、第5位は濱仲元一鳩舎(北多摩)委託の「18MK05390」が入賞しています。

レースの結果は、以上5羽が当日帰還。2日目に5羽、3日目に2羽が帰り、計12羽が帰還しています。

次は、いよいよ伊賀国際委託鳩舎シリーズの最終戦「オリエンタルカップ700K」。ファイナルに相応しい熱戦を期待しましょう!

伊賀・国際親善鳩レース大会600K ベストテン序列

順位 鳩舎名 鳩番号 記録時刻 分速 所属
1位 田村 敬二 18DA26277  14:53:13.2 1057.974 賛助会員
2位 米田幸由司 18XY00121 15:18:57.3 1010.539 なんば
3位 葉  東峰 18DA11107 16:18:05.3 916.150 なんば 
4位 下田 勝幸 18DA22199 16:56:46.8 863.394 鹿児島
5位 濱仲 元一 18MK05390 17:32:05.8 820.270 北多摩 
6位 三重第四連合会 18SB05274 07:41:29.3 372.634  
7位 杉岡 誠三 18XA13280 09:04:32.3 353.759 京都雅
8位 杉岡 誠三 18XA13276 09:35:11.2 347.267 京都雅
9位 藤屋 雅久 18DA05234 13:03:58.3 308.680 賛助会員
10位 福岡南部連合会 18YB02283 13:31:48.7 304.174  

優勝鳩の血統

18DA26277 BC 田村敬二鳩舎 作出・委託(賛助会員)
*春200K209位、300K45位、400K9位

 
祖父
13HF04998 BC  08DA08806 BC 一文字ロフト 作
祖母
 08DA38203 BC 一文字ロフト 作
祖父

15DA17705 G 田村敬二 作
伊賀400K2位
同腹/200K15位

10DA33110 B 田村 作
10年秋500K5位
祖母
12BB09107 W 長岡 作
第2位「18XY00121」
第3位「18DA11107」

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