2020年度伊賀国際委託鳩舎シリーズの初戦、「オータムカップ&連合会対抗レース200K」が、11月6日（水）に開催されました。

伊賀国際委託鳩舎シリーズは、15年度から一昨年までの3年間は秋季シーズンで開催されていましたが、昨年から春季シーズンに戻りました。レース数はオータムカップ200K、国際サクセス200K、国際ウィナー300K、国際ダービー400K、国際親善鳩レース大会400K、オリエンタルカップ600Kの6レースが予定されており、連合会対抗200Kはオータムカップ、同300Kは国際ウィナーで併催されます。

併載される連合会対抗レースとは、オータムカップと国際ウィナーが個人の委託鳩なのに対して、400余ある協会所属の各連合会が、1口5羽で計3口15羽を上限として委託するシステム。全国の各連合会がそれぞれ厳選した自慢のレーサー達を委託し、日本一のレーサーを決定する形です。連合会対抗レースは連合会の名誉をかけた戦いとなり、毎年、熱戦が繰り広げられています。なお、併載される両レースの放鳩地・放鳩時間は同じとなります。

今レースの放鳩地は石川県片山津で、実距離は169.311キロメートル。参加羽数は個人委託が534羽、連合会委託が606羽の計1140羽。放鳩地は快晴、風向きは追い風の好条件で、放鳩時間は午前7時20分となりました。

第一陣が伊賀の上空に現れたのは、午前9時30分頃。結果の方は、個人委託のオータムカップ200Kは、坂本幸也鳩舎（賛助会員）委託「19DA03908」が優勝。優勝分速は1187.450メートルでした。一方、連合会対抗２００Kは、兵庫県地区連盟・姫路連合会が委託した「19XB03815」が優勝。優勝分速1187.450メートルで、見事に日本一の栄誉を獲得しました。坂本鳩舎、姫路連合会の皆さん、誠におめでとうございました。

帰還シーン

なお、当日の記録はオータムカップが435羽、連合会対抗レースが515羽という結果でした。その他の上位入賞、各レースのベストテンは、以下に記載します。

伊賀・オータムカップ200K ベストテン序列

優勝鳩の血統

19DA03908　BC　坂本幸也鳩舎 作出・委託（賛助会員）

伊賀・連合会対抗200K ベストテン序列

優勝鳩の血統

19XB03815　BCW　圓尾友章鳩舎 作出　姫路連合会 委託

オータムC第2位「19DA06889」

オータムC第3位「19LK17488」

連合会対抗200K第2位「19SB04440」

連合会対抗200K第3位「19SB00629」