自費出版で自らの鳩レース道を追想
このコーナーでは、レース鳩や当協会に関する、会員の皆様から寄せられた事柄やマスメディアで紹介された事柄など、様々な情報をご提供します。
最近、一般の方々の間でご自身の人生を振り返り、自費で自伝本を出版される方が増えています。
今年3月、埼玉吉川連合会の矢口敏夫さんが、「鳩とともに 果てしない挑戦の旅」という冊子を自費出版されました。
矢口さんは鳩を8歳のころから飼育され始め、20歳からレースを開始。仕事は、1970年頃からご自身で会社を経営されていますが、この起業の理由も「鳩が飼いたくて時間が自由になる仕事を選んだ」とのこと。今年71歳と年齢を重ねたことで、心の財産を管理して残したいとの思いが強くなり、2016年に念願であった関東三大広域長距離レースの一つ、ジャパンカップレースで総合優勝を獲得し、最高の感動を味わったことを機に、執筆を始められました。
冊子の中では、ご自身と鳩の係わりから始まり、レース開始のきっかけや過去の総合優勝と時系列に鳩にまつわる自伝の他、忘れられない鳩達という形で様々な鳩の系統についても語られています。
これからも「焦らず、気負わず、ゆっくりと鳩レースを楽しんでいきたい」という矢口さん。この冊子には、さらに今後の人生を書き加えて再版する予定もあるそうです。これからも鳩とともに、挑戦する人生を歩んでいただきたいものです。