新会長のもと「第四十四回 鳩魂塔慰霊祭」を執行!

当協会の八田 伸会長(右端)と「鳩魂塔奉賛会」の渡邉 茂新会長(中央)及び役員の皆さん
東京都千代田区にある「靖國神社」。国事に殉じた英霊を祭るこの場所に「鳩と地球儀」と題した慰霊碑「鳩魂塔」があります。
地球儀の上に鳩をあしらったこの銅像は、誠実な伝令として戦場で活躍した伝書鳩の霊を慰めるために、昭和57年9月、鳩魂塔奉賛会により奉納されました。以来、鳩魂塔奉賛会の主催で毎年、9月の祝日・敬老の日に慰霊祭が執り行われています。
今年の開催日は9月15日。参列者一同は、神道に則った儀式で散華した軍鳩及び愛鳩達の魂を慰めました。
なお、今回から同慰霊祭を主催する「鳩魂塔奉賛会」の会長が、第6代の山本雅嗣会長から慶應応大学名誉教授である渡邉 茂氏に引き継がれました。渡辺氏は国内における鳩の研究の第一人者であり、1995年には鳩を訓練して名画を区別させる実験に成功し「イグ・ノーベル賞」を受賞されています。

「第四十四回鳩魂塔慰霊祭」に参列した皆さん

神道にのっとった儀式

平和への祈りを込めた白鳩放鳩

慰霊祭の後、恒例である「直会(なおらい)」も開催