2026.3.9「哀しみの東京大空襲供養式」。亡き母の願いを繋ぐ…

このコーナーでは、レース鳩や当協会に関する、会員の皆様から寄せられた事柄やマスメディアで紹介された事柄など、様々な情報をご提供します。

東京都・上野にある当日本鳩レース協会に隣接する、東叡山寛永寺の塔頭「現龍院墓地」。ここに80年前の悲劇、東京大空襲の犠牲者の碑「哀しみの東京大空襲」が建立されており、毎年、惨禍が起こった3月9日に供養式が執り行われています。

供養式の様子

供養塔に捧げられた献花

発願者は、落語家の初代・林家三平さんの妻で、昨年の12月に天寿を全うされたエッセイストの海老名香葉子さん(享年92)。海老名さんは小学5年生の時、父、母、祖母、長兄、次兄、弟の家族6人を亡くされたそうです。

東京都には戦争や災害の慰霊碑として、墨田区に「東京都慰霊堂」がありますが、こちらは元々、関東大震災の身元不明の遺骨を納めた慰霊堂で、1948年より東京大空襲の身元不明者の遺骨も納めて、犠牲者の霊を合祀したもの。海老名さんは「東京大空襲で亡くなられた犠牲者の碑をなんとかつくりたい」との思いから、2005年、東京・上野に「哀しみの東京大空襲」、「時忘れじの塔」と二つの碑を建立しました。

今年度の供養式の発起人である正蔵さんは、林家一門の精神的支柱でもあった亡きおかみさんの切なる思いを、これからも引き継いでいくと語ってらっしゃいました。

日本では戦争を知る世代は、年々少なくなってきています。世界中から戦争や争いが消え、すべての人々が笑顔で日々を過ごせる世の中になっていくことを願っています。

発起人の林家正蔵氏
当日はたくさんの参列者を数えた
大勢のマスコミの姿も

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