レース鳩の舎外をアートに

「芸術新潮」2016年7月号より引用
このコーナーでは、レース鳩や当協会に関する、会員の皆様から寄せられた事柄やマスメディアで紹介された事柄など、様々な情報をご提供します。

芸術の街、ニューヨーク。かの地は、メトロポリタン美術館を筆頭として、世界的にも有名な美術館や博物館が多く、様々な国からアーティスト達が集まっています。そのような中、パブリックアートの主催団体として名を馳せているのが「クリエイティブタイム」です。

昨年、同団体が開催したイベントは、レース鳩の舎外をアート化するというもの。仕掛け人はブルックリン拠点のアーティストである、デューク・ライリーです。自身が訓練したレース鳩2,000羽ほどを、ブルックリンの旧海軍造船所にある空母の船上に造られたモダンな鳩舎より一斉に放ち、暮れなずむ空を鳩達が舞うというアートライブを行いました。

マンハッタンの夜景を背景に旋回するレース鳩達。パフォーマンスは約20分ほどでしたが、素晴らしいアートだったと、各方面より絶賛されたようです。

元々、鳩の舎外は早朝や夕刻に行われるもの。鳩を飼っている方々はもちろん、これから鳩飼育を始めたいと思っている皆さんも、鳩達の旋回する姿を“芸術”として眺めてみるのも一興かもしれません。

(資料提供/江柄勝雄 氏・新潟春日連合会)

前へ

連合会便り「ニュー盛岡連合会」(岩手地区連盟)

次へ

福岡県の地方番組が、鳩飼育を取材!