「2021年度 伊賀オリエンタルカップ600K」開催!
国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで6レース(最長距離600キロで秋田県小砂川から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。
2021年度伊賀国際委託鳩舎シリーズ「オリエンタルカップ600Kレース」が、4月23日(金)に開催されました。
前レース「国際親善鳩レース大会400K」から16日のインターバルで開催された同レースは、秋田県小砂川からの放鳩。実距離は 579.999キロメートルとなります。前日の夜11時に伊賀鳩舎を出発した参加136羽のレーサー達は、午前7時10分に放鳩され、一路、伊賀の地を目指します。
さて、伊賀上空に鳩影が姿を現したのは、午後3時前。優勝の栄冠に輝いたのは、京都雅連合会が委託した「20XA12677」。記録時刻は14時59分0秒6でした。第2位には、豊中連合会委託の「20XA04260」。第3位は、熊本東連合会が委託した「20YH09965」が入賞しています。
なお、今レースでは優勝から第8位までが、わずか8秒の間に入舎するという、白熱のレース展開となっています。
上位に優入賞された皆さん、誠におめでとうございました。その他、各レースのベストテン鳩舎は、以下をご参照ください。
※4/23PM17:10時点で、当日帰還35羽。
伊賀・オリエンタルカップ600Kベストテン序列
順位 | 鳩舎名 | 鳩番号 | 記録時間 | 分速 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 京都雅連合会 | 20XA12677 | 14:59:00.6 | 1236.672m | |
2位 | 豊中連合会 | 20XA04260 | 14:59:01.2 | 1236.628m | |
3位 | 熊本東連合会 | 20YH09965 | 14:59:05.1 | 1236.452m | |
4位 | 成田連合会 | 20LK18450 | 14:59:05.4 | 1236.452m | |
5位 | 坂東 泰宏 | 20DA08693 | 14:59:05.4 | 1236.452m | 賛助会員 |
6位 | 三重第四連合会 | 20SB04310 | 14:59:06.1 | 1236.408m | |
7位 | 豊中連合会 | 20XA04402 | 14:59:06.1 | 1236.408m | |
8位 | 新西陵連合会 | 20EE05862 | 14:59:08.4 | 1236.320m | |
9位 | 瀬戸内連合会 | 20VV00897 | 15:03:05.6 | 1225.998m | |
10位 | 二星 卓哉 | 20VE00813 | 15:03:08.6 | 1225.868m | 東広島 |
優勝鳩の血統
“カモガワ”
20XA12677 BC 杉岡誠三鳩舎 作出 安岡正之鳩舎/京都雅連合会 委託
*春200K143位、連合会対抗300K15位、400K76位
父 | 祖父 |
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19DA24783 B 杉岡誠三 作 | 17XA06050 B 杉岡 作 “キンカク”の全兄弟 (“スカイ長万部当日号”דブリジェット号”)דユーロダイヤモンド”近親の孫 |
祖母 | |
14XA15929(15年生) BCW 杉岡 作 “スカイボーイ”の全兄弟 母/“スカイ長万部当日号”דキヨミズ号” |
母 | 祖父 |
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17RA06243 BC 杉岡誠三 作 | 04XA12524(09年生) BC 杉岡 作 “スカイ長万部当日号”דブリジェット号” |
祖母 | |
10HA08629 BC 一文字ロフト 作 “バルセロナ・ランボーⅡ”דバルセロナ・ネリー” |