八郷国際委託鳩舎シリーズの春季第2戦、「八郷国際ウィナー300K」が、2月20日（土）に開催されました。

前レースの「国際サクセス200K」から、10日のインターバルをおき、放鳩地・宮城県大崎市古川から、参加1390羽は、午前7時10分に八郷の空へ向かい、放たれました。この300Kレースは、帰還コースに西風が吹き、レーサー達は海側に流されるケースが多くなるため、八郷国際委託鳩舎シリーズにとって帰還率が厳しい‶鬼門”ともいわれています。果たして、今年のレーサー達は、どのように乗り超えていくのでしょうか。

トップ集団が八郷の空に現れたのは、午前11時過ぎ。今レースは優勝から7位までが、1分間に入舎するトップ争いで、見事に優勝を獲得したのは、守屋良子鳩舎（石岡中央）が委託した「20HR01487」。記録時刻は午前11時03分05秒、優勝分速は1168.871メートルでした。第2位は渡邊邦夫鳩舎（賛助会員）委託の「20DA09207」、第3位は箕輪 選鳩舎（茨城東）委託の「20HA08330」となっています。

帰還するレーサー達

レース結果は、記録範囲内の翌日までに866羽、その後、17羽が帰っています。帰還率は約6割2分でしたが、「八郷の鬼門レース」としては、まずまずの結果といえるでしょう。さて、次戦はメイン最終3レースへの第一歩「国際ダービー400K」。レーサー達の奮闘を期待しましょう。

八郷国際ウィナー300K ベストテン序列

〈優勝鳩の血統〉

20HR01487　BC　守屋博司鳩舎 作出　守屋良子鳩舎 委託（石岡中央）
＊ オータムC200K55位、サクセス200K259位

 

八郷国際ウィナー300K 賛助会員ベストテン序列

〈優勝鳩の血統〉

20DA09207　DC　渡邊邦夫鳩舎 作出・委託（賛助会員）
＊オータムC200K973位、サクセス200K81位、ウィナー300K2位
全兄弟／ 20年度八郷サクセス200K106位、ウィナー300K77位、国際親善500K138位、オリエンタルC700K49位

 

3位鳩「20HA08330」

帰還後にエサをついばむレーサー達