「2018年度 菊花賞レース全国最高分速杯」決定!

「菊花賞レース」とは、公称距離200キロ以上の秋季シーズンに開催されるレースです。同レースにおける、各連合会の優勝鳩舎に菊花賞が贈られます。同賞の前身は、高松宮宣仁親王殿下より下賜された「高松宮杯」となり、非常に権威のあるタイトルです。

当年度の若鳩の最高賞「2018年度 菊花賞レース全国最高分速杯」が決定しました。

さて今回、全国最高分速のタイトルを手にしたのは、西九州地区連盟・玄海連合会の江崎ひとみ鳩舎の「18YB01131 DC ♀」。全国で最高を記録した分速は、1622.809メートルでした。江崎さん、本当におめでとうございました。

では以下に、タイトルホルダーの血統を紹介します。

2018年度 菊花賞全国最高分速杯

江崎ひとみ鳩舎(西九州地区連盟・玄海連合会)

 
鳩番号 羽色 距離 所要時間 分速
18YB01131 DC     1622.809m

〈受賞鳩の血統〉

18YB01131 DC ♀ 江崎清治 作出 江崎ひとみ 使翔

祖父
ノーリング(16年生) BC 江崎 作
種鳩
ノーリング(08年生) BCW 江崎 作
ファンブリアーナ系
”エレクトリック”の筋 
祖母
ノーリング(10年生) B 江崎 作
ブシャール系
”トッパー”の筋
祖父
16YB05603 BC 江崎 作翔
17年秋200K39位
兄弟/18年秋西九州連盟Rg総合16位
11YB02665 B 中牟田 晋 作 吉田武洋 使翔
500K
ハベニス系
祖母
11YB03903 BC 進上義弘 作 吉田 使翔
300K
ツールニール系×グロンドラース系
兄弟/05年Rg14位、地区N3位

 

〈菊花賞とは〉

「菊花賞」は、秋季に開催される公称距離300K以上のレースで、若鳩(当年度生まれの鳩)が受賞対象。各連合会において、同レースで優勝した鳩に贈られます。

この賞は、1952年から始まっており、当時の名称は「高松宮杯」。高松宮宣仁親王殿下より、賞杯を御下賜いただき、1987年の殿下の薨去、2004年の高松宮妃喜久子殿下の薨去まで、約半世紀に渡り、名誉ある協会タイトルとして当協会員が目標とする賞でした。翌年の2005年から名称を「菊花賞」に変更、現在に至ります。

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