第35回「レース鳩帰還率賞」各クラス全国ベストスリー発表!
「レース鳩帰還率賞」が誕生したのは、1990年。「公益財団法人 山階鳥類研究所」の発案により、「愛鳩精神をもって迷い鳩の減少に努力し、高帰還率の成績を収めた鳩舎を表彰する」ことを目的に制定されました。
鳩レースとは「鳩を自鳩舎へ速く帰すこと」を目標としていますが、それにはもちろん、飼い主の「鳩を帰還させる力」自体が必要となるため、この賞は競翔力の基礎となるタイトルといえるでしょう。実際、同賞のタイトルホルダーには、全国タイトルの常連組や各地の強豪鳩舎の名前が多数みられます。
同賞の対象は、春季レジョナルと地区ナショナルの2レースで、各レースで参加羽数別に2クラスが設定され、帰還率の優劣で全国ベストスリーが決定します。各クラスはゴールドクラス(参加31羽以上)とシルバークラス(参加30羽以下)に分けられ、1位が最高帰還率賞、2位・3位は高帰還率賞となります。なお、帰還率が同じ場合、参加羽数が多い鳩舎、参加羽数も同じ場合、距離が長い鳩舎が上位となります。
さて今年の同賞のタイトルですが、春季Rg・シルバークラス全国最高帰還率賞が、新潟中央連盟・新潟北越連合会の江部正人鳩舎。ゴールドクラス全国最高帰還率賞は、茨城連盟・常陸小川連合会の宮地弘美鳩舎、地区N・シルバークラス全国最高帰還率賞が千葉東連盟・銚子連合会の仲田保之鳩舎。ゴールドクラス全国最高帰還率賞は、埼玉連盟・埼玉北葛連合会の冨田欣宏鳩舎となりました。
このタイトル獲得は、受賞鳩舎はもちろん、連盟の競翔・放鳩のスタッフの皆さんの努力の賜物ともいえます。タイトルホルダーとなった皆さん、そして連盟役員の皆さん、本当におめでとうございました。
以下、各クラスのベストスリーと共に、成績を発表します。
「第35回 レース鳩帰還率賞」
〈春季Rg・シルバークラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉
全国最高帰還率賞:江部正人鳩舎(新潟中央連盟・新潟北越連合会)
順位 | 受賞者 | 所属 | 参加羽数 | 帰還羽数 | 帰還率 | 実距離 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 江部 正人 | 新潟北越 | 24羽 | 24羽 | 100.00% | 505.878キロ |
2 | 星 守夫 | 角 田 | 21羽 | 21羽 | 100.00% | 401.716キロ |
3 | 比留川道夫 | 西 湘 | 20羽 | 19羽 | 95.00% | 482.755キロ |
〈春季Rg・ゴールドクラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉
全国最高帰還率賞:宮地弘美鳩舎(茨城連盟・常陸小川連合会)
順位 | 受賞者 | 所属 | 参加羽数 | 帰還羽数 | 帰還率 | 実距離 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 宮地 弘美 | 常陸小川 | 83羽 | 39羽 | 100.00% | 377.583キロ |
2 | 鳥海 武 | 埼玉幸手 | 33羽 | 33羽 | 100.00% | 427.555キロ |
3 | 佐竹 政善 | 登x 米 | 40羽 | 39羽 | 97.50% | 423.840キロ |
〈地区N・シルバークラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉
全国最高帰還率賞:仲田保之鳩舎(千葉東連盟・銚子連合会)
順位 | 受賞者 | 所属 | 参加羽数 | 帰還羽数 | 帰還率 | 実距離 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 仲田 保之 | 銚 子 | 17羽 | 17羽 | 100.00% | 581.579キロ |
2 | アンドレス・ パトリック |
ニュー 埼玉東部 |
13羽 | 13羽 | 100.00% | 577.155キロ |
3 | 石田 正充 | 東 愛 知 | 11羽 | 11羽 | 100.00% | 634.303キロ |
〈地区N・ゴールドクラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉
全国最高帰還率賞:冨田欣宏鳩舎(埼玉連盟・埼玉北葛連合会)
順位 | 受賞者 | 所属 | 参加羽数 | 帰還羽数 | 帰還率 | 実距離 |
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1 | 冨田 欣宏 | 埼玉北葛 | 34羽 | 33羽 | 97.06% | 554.776キロ |
2 | 柴田 貴雪 | 加 賀 | 64羽 | 58羽 | 90.63% | 556.198キロ |