「2024年度 八郷オータムカップ200K」開催!

「2024年度 八郷オータムカップ200K」放鳩シーン
国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで6レース(最長距離600キロで秋田県小砂川から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、会員の皆さんから人気を博しています。

2024年度 八郷国際委託鳩舎シリーズの秋季プレレース「八郷オータムカップ200K」が、11月24日(金)に開催されました。

八郷国際委託鳩舎は、春季シーズン6レースをメインに開催されていますが、前年の秋に開催されるこのレースは、いわば前哨戦となります。今年、委託された若鳩達にとっては初レースとなる一戦。

同レースの放鳩地は福島県南相馬市原町で、実距離は172.313キロメートル。参加は3176羽の大羽数となり、午前7時に放鳩されました。

持ち寄りの様子
当日の天気図

なお今回から、八郷・伊賀の両鳩舎で行われるオータムカップレースは、「日英親善レース」と銘打たれ、最高分速を記録したレーサーに、英国大使館の方から賞杯を賜ることが決定しております。

トップ集団が帰還地の上空に姿を現したのは、午前9時30分頃。ワンロフトの短距離レースは、同時間帯に多数の帰還鳩が入舎を争う展開が多く、非常に迫力のある帰還シーンとなります。また、多数の鳩が入舎口に殺到するため、優勝には運も必要となります。

トップは、池田俊之鳩舎(埼玉北部)委託の「23HK08824」が獲得。分速1136.007メートルでした。誠におめでとうございます。

また、当日の記録鳩は2167羽(100K、200Kレースは放鳩当日のみが記録)で、帰還率は約7割となっています。また、これから舎外・訓練などで、レーサー達は、さらに鍛えこまれます。

来春シーズンの熱戦を期待しましょう!

なお、今レースのベストテンの結果は以下の通りです。

※同レースのライブ配信、ハイライト動画は以下のリンクから!

ライブ配信=https://youtube.com/live/wbx83cC0ySY

ハイライト動画=https://youtu.be/eUHkhxu5Q4w

八郷オータムカップ200K ベストテン序列

順位 鳩舎名 鳩番号 記録時刻 分速 所属
1位
池田 俊之
23HK08824
 
1136.007
 埼玉北部
2位
吉田  弘
23DA17891
 
1135.760
賛助会員
3位
武田信太郎
23KA18547
 
1135.632
埼玉三芳
4位  武田 信彦
23OB08384
 
1135.505
仙台南部
5位
下村  力
23HB00313
 
1135.505
茨日
6位  田村 和哉
23HL04726
 
1135.012
埼玉東部
7位  髙橋 善之
23DA01991
 
1134.138
賛助会員
8位
濱田 英義 
23OA01754
 
1133.392
ニュー三陸
9位
小峯 知治
23DA16122
 
1133.392
賛助会員
10位
角田 文良
23HL01283
 
1133.265
ニュー埼玉東部

優勝鳩の血統

23HK08824 BC 池田俊之鳩舎 作出・委託(埼玉北部)

 
祖父
16HK03481 BCW 池田俊之 作翔
300K迄 
15HK06580 BC 神藤光正 作
12年東日本稚内GN坂東野州連盟優勝×12年東日本CH坂東野州連盟2位
祖母
15HK06267 BCW 池田 作
シングル多数の兄弟דイワン”の近親
祖父
17HK01979 BC 池田俊之 作 09DA05418 WP 池田 作
祖母
12DA13349 BCW 野中 博 作
“アイアンマン(モーゼの父)”の直仔דベティー”(サンバンサンN優勝)の娘

第2位「23DA17891」
第3位「23KA18547」

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