「2023年度 伊賀国際親善鳩レース大会400K」開催!

国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで6レース(最長距離600キロで秋田県小砂川から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。

2023年度伊賀国際委託鳩舎シリーズ「国際親善鳩レース大会400Kレース」が、2月28日(火)に開催されました。

前レース「国際ウィナー&連合会対抗300K」から11日間のインターバル。放鳩地は、前回の新潟県三条市の場所から新潟県燕市寄りに変更され、実距離は 399.035キロメートル。参加343羽のレーサー達は、午前8時5分に放鳩され、伊賀鳩舎を目指しました。

なお当該レースからは、前回までのように個人委託、連合会委託、それぞれ序列を表示することはなく、一律で順位を争うようになります。

当日の天気図
放鳩シーン

帰還鳩が伊賀上空に姿を現したのは、午後2時過ぎ。優勝を獲得したのは、新西陵連合会が委託した「22EE09301」。記録時刻は14時15分41秒9でした。第2位には、鳥居文夫委託の「22MA00801」が入賞。なお第3位には、豊中連合会が委託した「22XA03040」が入賞しています。上位に優入賞された皆さん、誠におめでとうございました。なお、ベストテンの序列は、以下の通り。

結果、2日目までの記録範囲内帰還が173羽。帰還率は約5割でした。

次なるレースに向けて、レーサー達のさらなる奮闘を期待しましょう。

伊賀・国際親善鳩レース大会400Kベストテン序列

順位 鳩舎名 鳩番号 記録時間 分速 所属
1位
新西陵連合会
22EE09301
14:15:41.9
1076.485
 
2位
鳥居 文夫
22MA00801
14:15:45.9
1076.291
東京北部
3位
豊中連合会
22XA03040
14:16:35.4
1073.878
 
4位
関西連合会
22XA02354
14:16:37.4
1073.781
 
5位
土佐連合会
22WZ03564
14:16:38.9
1073.733
 
6位
埼玉連合会
22KA28011
14:19:19.1
1066.036
 
7位
阿波連合会
22WZ01500
14:19:20.1
1065.988
 
8位
藤屋 雅久
22DA07971
14:19:21.1
1065.941
賛助会員
9位
なにわ連合会
22XA12917
14:19:46.1
1064.756
 
10位
渦潮連合会
22WA00545 
14:19:46.1
1064.756
 

優勝鳩の血統

22EE09301 DC 島田成人鳩舎 作出 新西陵連合会 委託
*サクセス200Kにおける連合会序列32位、連合会対抗300K38位

祖父
14EE05338 DC 島田成人 作翔
秋500K優勝
直仔/300K優勝、八郷500K10位
孫/300K優勝
※先祖に親仔2代連続八郷400K&700K優勝
13EE03202 DC 島田 作
兄弟/100K2位
若林ヤンセン×マタイス“ミッキー号”娘
祖母
13SA05741 B 安藤正彦 作
(ブラークハウス×ブリンクマン)×AAAロフト系
祖父
17EE11102 B 島田成人 作
異母姉妹/1000K優勝
同腹の仔/400K優勝
直仔/シングル入賞多数
“白鶴パパ”
11KA28800 B 新井 繁 作
直仔/1000K優勝
“白鶴エース・レディ”のライン
祖母
11KA28575 B 新井 作
“白鶴421号”の娘
直仔/200K優勝、八郷400K5位
孫/500K優勝

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