「2022年度 伊賀国際親善鳩レース大会400K」開催!

伊賀国際親善400Kレースの放鳩シーン
国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで6レース(最長距離600キロで秋田県小砂川から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。
2022年度伊賀国際委託鳩舎シリーズ「国際親善鳩レース大会400Kレース」が、4月5日(火)に開催されました。
前レース「国際ウィナー&連合会対抗300K」から10日間のインターバル。放鳩地は、新潟県三条市で、実距離は 396.751キロメートル。参加46羽のレーサー達は、午前7時40分に放鳩され、伊賀鳩舎を目指しました。
なお当該レースからは、前回までのように個人委託、連合会委託、それぞれ序列を表示することはなく、一律で順位を争うようになります。
 
放鳩後の方向判定
帰還鳩が伊賀上空に姿を現したのは、午後1時30分頃。優勝を獲得したのは、三重第四連合会が委託した「21SB02598」。記録時刻は13時30分40秒3でした。第2位には、豊中連合会委託の「21XA15086」が入賞。このワンツーは僅か1秒ほどの差で優劣が決まる、接戦となりました。なお第3位には、西野裕造鳩舎(なんば)が委託した「21XA05932」が入賞しています。上位に優入賞された皆さん、誠におめでとうございました。
 
上位鳩の帰還シーン
その他は、以下の通り。結果、記録範囲内の翌日までに10羽が帰還しています。次のレースは「オリエンタルカップ600K」。楽しみに待ちましょう。
伊賀・国際親善鳩レース大会400Kベストテン序列
| 順位 | 鳩舎名 | 鳩番号 | 記録時間 | 分速 | 所属 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 三重第四連合会 | 21SB02598 | 13:30:40.3 | 1131.419 | |
| 2位 | 豊中連合会 | 21XA15086 | 13:30:41.9 | 1131.365 | |
| 3位 | 西野 裕造 | 21XA05932 | 13:47:39.8 | 1079.154 | なんば | 
| 4位 | 岸本 柳平 | 21XB05314 | 14:23:14.4 | 983.924 | 社 | 
| 5位 | 滋田 純一 | 21DA19770 | 7:36:26 | 502.577 | 賛助会員 | 
| 6位 | 瀬戸内連合会 | 21VV03516 | 8:40:09 | 465.042 | |
| 7位 | 立口 利治 | 21XA02789 | 9:21:42 | 443.445 | 京都雅 | 
| 8位 | 渦潮連合会 | 21WA01858 | 12:57:06 | 357.401 | |
| 9位 | 山本 祥二 | 21DA18132 | 14:33:26 | 328.862 | 賛助会員 | 
| 10位 | 奥林 曉 | 21XA04619 | 16:45:11 | 296.484 | なにわ | 
優勝鳩の血統
21SB02598 BC 磯部善男鳩舎作出  三重第四連合会委託
*秋200K201位、春200K16位、連合会対抗300K4位
 
| 父 | 祖父 | 
|---|---|
| 17SB01008 B 磯部善男作翔 300K~500K、700K翌日 | 13-13509 S 磯部作翔 400優勝・総合17位 | 
| 祖母 | |
| 09-11955 BW 磯部作 ソニア系×400K優勝・総合4位 | 
| 母 | 祖父 | 
|---|---|
| 18SB06063 BC 磯部善男作翔 19年地区N600K総合13位、GP700K総合13位 | 15SB06399 S 岩沢長司作 “サリナ”(バルセロナIN3位・♀優勝)のひ孫 | 
| 祖母 | |
| 17XA00050 BC 中村東平作 ”ビクトリーキング”(長万部1000K当日総合優勝)の直仔で、孫にGP700K優勝×800K総合2位他 | 
 
伊賀国際親善鳩レース大会400k第2位「21XA15086」
 
伊賀国際親善鳩レース大会400k第3位「21XA05932」
