「2021年度 八郷国際チャンピオン900K」開催!
2021年度 八郷国際委託鳩舎シリーズの最終戦「八郷国際チャンピオン900K」が、5月12日(水)に開催されました。
同レースは、関東三大広域長距離レースの一つ「東日本チャンピオンレース」と併催されています。委託鳩舎レースでありながら、同レースの序列にも組み込まれるため、上位入賞すれば、歴史と伝統を持つ広域長距離レース「東日本CH」での総合優入賞も可能。そのため、八郷国際委託鳩舎シリーズの中でも、委託者の皆さんからも一番の人気を誇り、ほとんどの委託者の方が同レースへの参加を目指しています。
ちなみに、八郷国際鳩舎が設立されて以来、夢であり目標となっているのが、東日本CHレースでの総合優勝。過去の東日本CH序列において、八郷国際鳩舎の最高成績は、11年度&12年度のダブル開催(※11年は震災のため、レース中止。前年の委託鳩も翌年にレースが行われた)となった鈴木茂行鳩舎作出・委託「10MB05928」(※11年度委託鳩で優勝)が記録した総合6位となっています。
さて、前レースの「八郷オリエンタルカップ700K」は、4月8日の開催。約1か月のインターバルで休養十分のレーサー達は、最後の難関である国際CHに挑みます。今レースの持ち寄りは5日でしたが、天候の関係で日延べとなり、12日の放鳩となりました。放鳩地は、北海道羽幌町汐見、放鳩時間は午前5時、実距離は919.809メートルとなっています。果たして、今年最後の決戦の結果は…。
レース結果は、残念ながら当日・2日目と帰還なし。3日目の14日(金)に待望の帰還鳩の姿が見えました。この日の帰還鳩は5羽。この厳しい展開の中、見事に優勝を飾ったのは、大高文男鳩舎(茨日)が委託した「20HB07804」。分速は316.524メートルでした。小林鳩舎、おめでとうございました。
優勝鳩の帰還シーン
優勝鳩の入舎シーン
また、第2位には一瀬明徳鳩舎(賛助会員)が委託した「20DA00529」。第3位は土屋 寿鳩舎(賛助会員)委託の「20DA02492」。第4位は大塚敏彦鳩舎(佐原)委託の「20HA13312」、第5位は塚本 豊鳩舎(能代中央)委託の「20BB03183」が入賞しています。
上位入賞の皆さん、本当におめでとうございました
今年の八郷国際委託鳩舎シリーズは、今レースをもって無事終了。また来年、数々の素晴らしいレースが展開されることでしょう。皆さん、次シーズンを楽しみに待ちましょう!
八郷国際チャンピオン900K 序列
順位 | 鳩舎名 | 鳩番号 | 記録時刻 | 分速 | 所属 |
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1位 | 大高 文男 | 20HB07804 | 5:25:58.5 | 316.524 | 茨日 |
2位 | 一瀬 明徳 | 20DA00529 | 8:19:14.3 | 298.714 | 賛助会員 |
3位 | 土屋 寿 | 20DA02492 | 9:03:24.4 | 294.490 | 賛助会員 |
4位 | 大塚 敏彦 | 20HA13312 | 13:14:15.1 | 272.597 | 佐原 |
5位 | 塚本 豊 | 20BB03183 | 16:42:00.1 | 256.786 | 能代中央 |
優勝鳩の血統
20HB07804 BC 大高文男鳩舎 作出・委託(茨日)
* 300K161位、400K60位、500K73位、700K31位 他
同腹/21年八郷オータムC200K6位
父 | 祖父 |
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19DA26226 BC 高塚久雄 作 | 15EM04132 B 坂本興則 作翔 15年秋100K~500K 純フェルハイエ |
祖母 | |
“白老クイーン” 11HB23447 BC 高塚 作翔 13年北関東五地区GP700K1,106羽中総合優勝 直仔/16年16年北関東三地区GP700K総合優勝 “ミラクルポイント”近親種鳩の娘 |
母 | 祖父 |
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18HB12145 BC 大高文男 作 | 09HB21702 BCW 大高 作翔 JC総合260位 東日本稚内GN連盟36位×北関東連盟400K総合31位 |
祖母 | |
17HB00733 BC 大高 作 第6回ジャパンカップ4,051羽中総合126位の娘 |