第32回 レース鳩帰還率賞」 各クラス全国ベストスリー発表!

「レース鳩帰還率賞」とは、失踪率が高い鳩レースにおいて、愛鳩精神をもって高帰還率を目指す視点で制定された賞です。対象レースは、春季レジョナルと地区ナショナルの2レース。各レースの参加羽数が10羽以上の鳩舎で競われ、各レースにおいて、ゴールドクラス(参加31羽以上)、シルバークラス(参加30羽以下)の2クラスに区分されています。

「レース鳩帰還率賞」が誕生したのは、1990年。「公益財団法人 山階鳥類研究所」の発案により、「愛鳩精神をもって迷い鳩の減少に努力し、高帰還率の成績を収めた鳩舎を表彰する」ことを目的に制定され、今回で第30回を迎えます。

鳩レースとは「鳩を自鳩舎へ速く帰すこと」を目標としていますが、それにはもちろん、飼い主の「鳩を帰還させる力」自体が必要となるため、この賞は競翔力の基礎となるタイトルといえるでしょう。実際、同賞のタイトルホルダーには、全国タイトルの常連組や各地の強豪鳩舎の名前が多数みられます。

同賞の対象は、春季レジョナルと地区ナショナルの2レースで、各レースで参加羽数別に2クラスが設定され、帰還率の優劣で全国ベストスリーが決定します。各クラスはゴールドクラス(参加31羽以上)とシルバークラス(参加30羽以下)に分けられ、1位が最高帰還率賞、2位・3位は高帰還率賞となります。なお、帰還率が同じ場合、参加羽数が多い鳩舎、参加羽数も同じ場合、距離が長い鳩舎が上位となります。

さて今年の同賞のタイトルですが、春季Rg・シルバークラス全国最高帰還率賞が、平成千葉連盟・柏連合会の塚越和美鳩舎。ゴールドクラス全国最高帰還率賞は、平成千葉連盟・常北連合会の大沢ファミリーロフト、地区N・シルバークラス全国最高帰還率賞が新潟連盟・長岡連合会の林 又一鳩舎。ゴールドクラス全国最高帰還率賞は、新潟連盟・長岡中央連合会の小黒良作鳩舎となりました。

このタイトル獲得は、受賞鳩舎はもちろん、連盟の競翔・放鳩のスタッフの皆さんの努力の賜物ともいえます。タイトルホルダーとなった皆さん、そして連盟役員の皆さん、本当におめでとうございました。

以下、各クラスのベストスリーと共に、成績を発表します。

「第32回 レース鳩帰還率賞」

〈春季Rg・シルバークラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉

全国最高帰還率賞:塚越和美鳩舎(平成千葉連盟・柏連合会)

順位 受賞者 所属 参加羽数 帰還羽数 帰還率 実距離
1 塚越 和美 26羽 26羽 100% 369.377キロ
2 石山 源次 東関東 22羽 22羽 100% 452.402キロ
3 武田信太朗 埼玉三芳 17羽 17羽 100% 448.871キロ

 

〈春季Rg・ゴールドクラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉

全国最高帰還率賞:大沢ファミリーロフト(平成千葉連盟・常北連合会)

順位 受賞者 所属 参加羽数 帰還羽数 帰還率 実距離
1 大沢ファミリーロフト 常北 72羽 71羽 98.61% 357.486キロ
2 スイカレーシング 成田 49羽 48羽 97.96% 445.454キロ
3 小田 義光 成田 49羽 48羽 97.96% 436.362キロ

 

〈地区N・シルバークラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉

全国最高帰還率賞:林 又一鳩舎(新潟連盟・長岡連合会)

順位 受賞者 所属 参加羽数 帰還羽数 帰還率 実距離
1 林  又一 長岡 27羽 27羽 100.00% 659.276キロ
2 大坊 守雄 秋田 20羽 20羽 100.00% 630.427キロ
3 阿部  孝 長岡 15羽 15羽 100.00% 654.939キロ

〈地区N・ゴールドクラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉

全国最高帰還率賞:小黒良作鳩舎(新潟連盟・長岡中央連合会)

順位 受賞者 所属 参加羽数 帰還羽数 帰還率 実距離
1 小黒 良作 長岡中央 31羽 31羽 100.00% 669.067キロ
2 A&Kロフト 長岡 57羽 52羽 91.23% 661.431キロ
3 浅野 文男 富山 70羽 58羽 82.86% 565.188キロ

 

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