2021年度 「八郷国際ダービー400K」開催!
国際委託鳩舎レースでは、当協会が運営する2つの鳩舎(八郷鳩舎=茨城県石岡市、伊賀鳩舎=三重県伊賀市)にて、全国の会員の方から委託されたレース鳩のヒナを育てて(飼育・調教・訓練)、複数回の鳩レースを行っています。鳩の帰還コースは、八郷鳩舎が秋と春に北コースで7レース(最長距離900Kキロで北海道汐見から茨城県まで)、伊賀鳩舎が秋と春に北コースで6レース(最長距離600キロで秋田県小砂川から三重県まで/併催2レース)を実施しています。元来、鳩レースを行うのは、費用と手間のかかるもの。それを「ヒナの段階まででレースを楽しめる」という手軽さもあって、現在では毎年1万羽近くの応募があり、ヒナ鳩を預けるために抽選を行わなければならないほど、人気を博しています。
八郷国際委託鳩舎シリーズの春季第3戦、「八郷国際ダービー400K」が、3月4日(木)に開催されました。
前レース「国際ウィナー300K」から12日間のインターバルにより、コンディション万全となったレーサー達は、放鳩地・岩手県盛岡市から八郷の空を目指します。放鳩時間は午前8時30分、参加870羽が一斉に放たれました。
八郷の空にトップ鳩が姿を現したのは、午後2時30分頃。トップ入舎は、背黒政文鳩舎(石岡中央)委託の「20HR01560」。記録時刻は午後2時29分10秒、優勝分速は1104.350メートルでした。
続いて、第2位に入賞したのが、京角俊治鳩舎(東京湖南)委託「20MK06007」、第3位は田村和夫鳩舎(埼玉東部)委託「20HL06426」となっています。
上位入賞者の皆さん、誠におめでとうございました。
レーサー達の帰還シーン
優勝鳩の入舎シーン
今レースでは、記録範囲内である翌日までに206羽が帰還。後日帰りで13羽の計219羽が、八郷へ戻っています。今回は帰還率約2割5分という厳しい結果となりましたが、次から、いよいよ八郷のメイン3レース。メインの第一戦は「国際親善鳩レース大会」。レーサー達の奮闘を期待します!
八郷国際ダービー400K ベストテン序列
順位 | 鳩舎名 | 鳩番号 | 記録時間 | 分速 | 所属 |
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1位 | 背黒政文 | 20HR01560 | 14:29:10 | 1104.350 | 石岡中央 |
2位 | 京角俊治 | 20MK06007 | 14:38:37 | 1076.038 | 東京湖南 |
3位 | 田村和夫 | 20HL06426 | 14:38:39 | 1075.939 | 埼玉東部 |
4位 | 山野行雄 | 20KA01607 | 14:44:15 | 1059.839 | 埼玉久喜 |
5位 | 小山元治 | 20XA12064 | 14:48:52 | 1046.926 | 京都雅 |
6位 | 鈴木君男 | 20DA09588 | 14:49:17 | 1045.775 | 賛助会員 |
7位 | 宮部泰一 | 20DA17865 | 14:49:18 | 1045.728 | 賛助会員 |
8位 | 杉岡誠三 | 20XA12695 | 14:50:19 | 1042.935 | 京都雅 |
9位 | 鈴木多三郎 | 20HB08906 | 14:50:33 | 1042.294 | 下総 |
10位 | 加藤正夫 | 20HT05188 | 14:50:57 | 1041.199 | 宇都宮中央 |
〈優勝鳩の血統〉
20HR01560 BC 背黒政文鳩舎 作出・委託(石岡中央)
*秋 200K876位、春200K130位、300K757位
父 | 祖父 |
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19HR00519 B 背黒政文 作 種鳩 | 04HR06804 B 背黒 作 直仔/700K総合優勝 G・ファブリー×フェルストラーテ |
祖母 | |
08-065729 B 中島郁雄 作 700K総合優勝 フェルストラーテ系 |
母 | 祖父 |
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09OB30893 BCW 畠中直彦 作 兄弟/鴨島GP777K当日3位 |
13OL10907 BLKC 畠中 作 ブリュッヘマン×H・ワイナンツ |
祖母 | |
15OL05923 DC 畠中 作 ローセンス系 |