第33回「レース鳩帰還率賞」各クラス全国ベストスリー発表!
「レース鳩帰還率賞」が誕生したのは、1990年。「公益財団法人 山階鳥類研究所」の発案により、「愛鳩精神をもって迷い鳩の減少に努力し、高帰還率の成績を収めた鳩舎を表彰する」ことを目的に制定されました。
鳩レースとは「鳩を自鳩舎へ速く帰すこと」を目標としていますが、それにはもちろん、飼い主の「鳩を帰還させる力」自体が必要となるため、この賞は競翔力の基礎となるタイトルといえるでしょう。実際、同賞のタイトルホルダーには、全国タイトルの常連組や各地の強豪鳩舎の名前が多数みられます。
同賞の対象は、春季レジョナルと地区ナショナルの2レースで、各レースで参加羽数別に2クラスが設定され、帰還率の優劣で全国ベストスリーが決定します。各クラスはゴールドクラス(参加31羽以上)とシルバークラス(参加30羽以下)に分けられ、1位が最高帰還率賞、2位・3位は高帰還率賞となります。なお、帰還率が同じ場合、参加羽数が多い鳩舎、参加羽数も同じ場合、距離が長い鳩舎が上位となります。
さて今年の同賞のタイトルですが、春季Rg・シルバークラス全国最高帰還率賞が、茨城連盟・常陸小川連合会の宮川光由鳩舎。ゴールドクラス全国最高帰還率賞は、埼玉連盟・埼玉三芳連合会の吉野欽三鳩舎、地区N・シルバークラス全国最高帰還率賞が埼玉連盟・埼玉北辰連合会の木暮武彦鳩舎。ゴールドクラス全国最高帰還率賞は、埼玉連盟・埼玉北葛連合会の冨田欣宏鳩舎となりました。
このタイトル獲得は、受賞鳩舎はもちろん、連盟の競翔・放鳩のスタッフの皆さんの努力の賜物ともいえます。タイトルホルダーとなった皆さん、そして連盟役員の皆さん、本当におめでとうございました。
以下、各クラスのベストスリーと共に、成績を発表します。
「第33回 レース鳩帰還率賞」
〈春季Rg・シルバークラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉
全国最高帰還率賞:宮川光由鳩舎(茨城連盟・常陸小川連合会)
順位 | 受賞者 | 所属 | 参加羽数 | 帰還羽数 | 帰還率 | 実距離 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 宮川 光由 | 常陸小川 | 30羽 | 30羽 | 100.00% | 381.915キロ |
2 | 宮地 弘美 | 常陸小川 | 25羽 | 25羽 | 100.00% | 377.583キロ |
3 | 木暮 武彦 | 埼玉北辰 | 21羽 | 21羽 | 100.00% | 436.228キロ |
〈春季Rg・ゴールドクラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉
全国最高帰還率賞:吉野欽三鳩舎(埼玉連盟・埼玉三芳連合会)
順位 | 受賞者 | 所属 | 参加羽数 | 帰還羽数 | 帰還率 | 実距離 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 吉野 欽三 | 埼玉三芳 | 44羽 | 44羽 | 100.00% | 443.215キロ |
2 | 松浦 章 | 常陸小川 | 34羽 | 33羽 | 97.06% | 369.060キロ |
3 | 藤田 正美 | 埼玉吉川 | 38羽 | 36羽 | 97.74% | 436.872キロ |
〈地区N・シルバークラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉
全国最高帰還率賞:木暮武彦鳩舎(埼玉連盟・埼玉北辰連合会)
順位 | 受賞者 | 所属 | 参加羽数 | 帰還羽数 | 帰還率 | 実距離 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 木暮 武彦 | 埼玉北辰 | 20羽 | 20羽 | 100.00% | 565.178キロ |
2 | 阿部 誠 | 酒田 | 12羽 | 12羽 | 100.00% | 631.355キロ |
3 | 天野 哲夫 | 埼玉三芳 | 10羽 | 10羽 | 100.00% | 573.699キロ |
〈地区N・ゴールドクラス全国最高帰還率賞&高帰還率賞〉
全国最高帰還率賞:冨田欣宏鳩舎(埼玉連盟・埼玉北葛連合会)
順位 | 受賞者 | 所属 | 参加羽数 | 帰還羽数 | 帰還率 | 実距離 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 冨田 欣宏 | 埼玉北葛 | 34羽 | 34羽 | 100.00% | 554.776キロ |
2 | 細田 公雄 | 埼玉三善 | 50羽 | 47羽 | 94.00% | 573.864キロ |
3 |